NMB48卒業間近の白間美瑠、13歳からアイドル活動 毎日送迎をしてくれた父に教わった言葉

デビュー当時13歳だった白間が見せた成長とは【写真:イシイヒデキ】
デビュー当時13歳だった白間が見せた成長とは【写真:イシイヒデキ】

未来へつながる卒業シングル「シダレヤナギ」

――6月には卒業シングル「シダレヤナギ」がリリースされました。

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「切なさの中にも強さがある楽曲になっています。シダレヤナギには『自由』という花言葉があるのですが、アイドルを卒業して私はこれから自由になり、いろいろな道へ進んでいく、そういう意味で共通点もあり、卒業曲にぴったりだと感じました。ダンスができなくて泣いていた結成当時は13歳だった私が、これだけ成長したと感じていただける振り付けになっています。センターに立たせていただいて、後輩メンバーにかっこいい背中を見せなければならないという気持ちもありましたし、気合十分な楽曲です」

――未来へとつながる雰囲気が印象的でした。

「卒業シングルというと、みんなが送り出してくれて、涙がポロッと出るようなミュージックビデオ(MV)になるじゃないですか。でも、私は笑顔で終わりたかったので、寂しい雰囲気のMVはイヤです! と自分から伝えました。これからのNMB48、これからの白間美瑠も楽しみに思っていただけるギラギラ感のあるMVになっています」

――卒業発表後、白間さんのプロデュースした「大阪魂、捨てたらあかん公演」も行われました。卒業までの期間ではどんなことを感じ、最後の1期生として後輩メンバーにどんなことを伝えてきたのでしょうか。

「何事にも全力でガムシャラに頑張るのが、NMB48のよさだと思っていて、そういった結成初期の大阪魂、泥臭さが復活していると感じました。NMB48として活動してきて、私が大切にしてきた言葉は、気合と感謝。父に大切さを教わった言葉なのですが、この期間で後輩メンバーに、気合、感謝の大切さを伝えました」

――最後にこの記事を読んでいる皆さんへメッセージをお願いします。

「卒業記念写真集『REBORN』は、アイドルとして活動した11年間の成長、これから進む道への期待、感謝の気持ちを込めた作品になっていますので、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです。今の自分がいるのは、ここまで支えて下さった皆さんのおかげなので、卒業後の活動でもしっかり恩返しできるよう、ガムシャラに全力で突き進んでいきたいと思います。まだ私のことを知らない方もたくさんいると思うので、1人でも多くの方に知っていただけるよう、面白い活動をたくさんしていきたいです。ぜひ、これからの私を“みるみる”してください!」

□白間美瑠(しろま・みる)、1997年10月14日、大阪府出身。2010年にNMB48第1期研究生として加入し、翌年チームNの正規メンバーに昇格。AKB48のシングル表題曲にも選抜メンバーとして参加し、17年の「AKB48 49thシングル選抜総選挙」では12位にランクイン。21年3月にグループ卒業を発表し、「NMB48 白間美瑠卒業コンサート~みるるん、さるるん、ありがとう~」は、8月15日に大阪城ホールで開催される。

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