マヂラブ・野田クリスタル「IPPONグランプリ」初出場 印象に残った出演者は「粗品」

22日放送の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系、午後9時)では、昨年ピン芸人として「R-1ぐらんぷり」、コンビとして「M-1グランプリ」を制した野田クリスタル(マヂカルラブリー)が初出場する。

「IPPONグランプリ」大会チェアマンの松本人志とBブロック出演者【写真:(C)フジテレビ】
「IPPONグランプリ」大会チェアマンの松本人志とBブロック出演者【写真:(C)フジテレビ】

22日放送の「IPPONグランプリ」、第25回大会初出場は野田クリスタル

 22日放送の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系、午後9時)では、昨年ピン芸人として「R-1ぐらんぷり」、コンビとして「M-1グランプリ」を制した野田クリスタル(マヂカルラブリー)が初出場する。

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 大会チェアマンに松本人志を迎え、大喜利が好きな10人の芸人が、シンプルに大喜利のみを行い、勝者を決めるバラエティー番組。2011年6月放送の第5回大会以降は、21時からの「土曜プレミアム」枠での放送がレギュラー化し、今回は第25回大会となる。

 Aブロック、Bブロックに5人ずつ分かれ、それぞれのブロックで大喜利。Aブロックの審査はBブロックの芸人が行い(Bブロックが戦う際は、Aブロックの芸人が審査)、面白いと思ったら手元のボタンを押す。ボタンは1人2個あり、全員が2個押して合計10点満点を獲得すると「一本」となる。各ブロックで5問出題され、1問につき7分の制限時間内に、「一本」が取れた合計本数が1番多いプレーヤーが決勝へ進出、最後に両ブロックの決勝進出者2人が戦い勝者を決める。

 今回、初出場となるのは野田。輝かしい実績を積み上げ、今最も勢いがあると言っても過言ではない野田が、憧れていると公言している松本が大会チェアマンを務める「IPPONグランプリ」の舞台で、どんな大喜利を披露するのか注目が集まる。

 野田以外で出場するのは、川島明(麒麟)、粗品(霜降り明星)、大悟(千鳥)、千原ジュニア(千原兄弟)、西田幸治(笑い飯)、博多大吉(博多華丸・大吉)、バカリズム、ハリウッドザコシショウ、山内健司(かまいたち)。また、スーパーサブとして、おいでやす小田、屋敷裕政(ニューヨーク)、観覧ゲストとして神尾楓珠、剛力彩芽、新川優愛、Hiro(MY FIRST STORY)、私立恵比寿中学、超特急が出演する。

 Aブロックは、川島、野田、バカリズム、ハリウッドザコシショウ、山内の5人。Bブロックは、粗品、大悟、ジュニア、西田、大吉の5人。初出場となる野田はもちろん、最多優勝回数(5回)を誇る絶対王者・バカリズム、大喜利の申し子・ジュニア、10年ぶりに出演した前回大会で見事に優勝したディフェンディングチャンピオン・西田、野田同様に「M-1グランプリ」「R-1ぐらんぷり」の二冠に輝く粗品らの回答からも目が離せない。大会チェアマンの松本が「大喜利でこんなにドキドキしたことはない」とコメントするほど、空前の熱戦が繰り広げられた今大会を制したのは誰なのか。

【野田クリスタル(マヂカルラブリー)コメント】
――収録を終えて。
「前回はスーパーサブとして観覧席で収録に参加しましたが、皆さんの戦いぶりがすごすぎて圧倒されました。もしかしたら、自分も回答席に座ったら皆さんのように大喜利ができるんじゃないかと思っていましたが、そんなことはなかったです(笑)。お笑いライブなどで大喜利はやっていますが、回答のスピード感がまるで別次元で驚きました。皆さんは、他の方が回答しているときに、いくつも自分の回答を書いていましたが、僕は普段のお笑いライブ同様に、他の方が回答している時は待たなくてはいけないという固定概念があって戸惑ってしまいました。回答席に座って大喜利をやる緊張感は半端じゃなかったですけど、本当に勉強になりました」

――視聴者として「IPPONグランプリ」に抱いていたイメージ。
「出演しているのは実績のある芸人さんばかりで、そんな方々がまだ戦うんだという思いで見ていました。地位も実績もあって失うものも山ほどあるのに、スベることも恐れずに戦っている姿が“お笑い狂人”のように見えて恐怖すら感じていました(笑)。僕自身は『M-1グランプリ』で優勝したら、そういった戦いから解放されるのかなと思っていましたが、この『IPPONグランプリ』が立ちはだかりました(笑)。このお笑いにおけるらせん状の戦いからは、一生抜け出せないのかもしれません(笑)」

――憧れの松本人志さんの前で大喜利を披露しましたが?
「『IPPONグランプリ』ほど緊張感のある番組だと、多分かみ合わないだろうと思っていたので、大喜利に関しては、もっと良い形で出会いたかったです(笑)」

――印象に残った出演者は?
「粗品ですね。例え“一本”が取れなくても、前へ前へと向かっていく姿勢や回答数の多さに驚きましたし参考になりました。後輩ながら、先に『M-1グランプリ』『R-1ぐらんぷり』の二冠をとっていますし、また粗品から学びました」

――出演を楽しみにされているファンの皆さまへのメッセージ。
「昨年、『M-1グランプリ』で優勝しましたが、また『IPPONグランプリ』という新たな戦いが始まることになりそうなので、その瞬間をとくとご覧下さい(笑)」

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