11人となった=LOVEの第2章開幕 初アルバムに自信「成長を感じていただける」

1月に初の日本武道館公演を成功させ、5月12日に1stアルバム「全部、内緒。」リリースした、指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ、通称:イコラブ)」が新たなステージへ向かっている。デビュー以降、8作連続でオリコン・週間シングルランキングトップ10を果たし、シングル累計出荷は120万枚を突破。インタビューの後編では、齋藤樹愛羅(16)、高松瞳(20)、野口衣織(21)、山本杏奈(23)に、アルバムの注目ポイント、グループの野望について聞いた。

「=LOVE」の(左から)齋藤樹愛羅、高松瞳、野口衣織、山本杏奈【写真:山口比佐夫】
「=LOVE」の(左から)齋藤樹愛羅、高松瞳、野口衣織、山本杏奈【写真:山口比佐夫】

1stアルバム「全部、内緒。」発売記念インタビュー〈後編〉

 1月に初の日本武道館公演を成功させ、5月12日に1stアルバム「全部、内緒。」リリースした、指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ、通称:イコラブ)」が新たなステージへ向かっている。デビュー以降、8作連続でオリコン・週間シングルランキングトップ10を果たし、シングル累計出荷は120万枚を突破。インタビューの後編では、齋藤樹愛羅(16)、高松瞳(20)、野口衣織(21)、山本杏奈(23)に、アルバムの注目ポイント、グループの野望について聞いた。(取材・構成=イシイヒデキ)

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――日本武道館公演を経て、1stアルバム「全部、内緒」リリースとなりました。

高松「武道館はアーティストにとって夢の場所なので、自分がそのステージに立てるなんて思ってもいなかったし、武道館でのライブは、今まで経験したステージとは違う雰囲気で圧倒されました。2DAYSで開催させていただいて幸せですし、周りの人に自慢できる一生の思い出です」

――どんなアルバムに仕上がりましたか。

樹愛羅「王道のアイドルソングから、カッコいい曲、ダンス曲、これまでのシングル表題曲が収録されていて、イコラブの成長を感じていただけるアルバムになりました。ライブでおなじみの『Overture』が収録されているのもアルバムならではです」

山本「リード曲の『桜の咲く音がした』は、春を感じさせる恋の楽曲で、イコラブも11人体制になって第2章、新たなスタートを迎えました。恋とイコラブで違うものなんですが、少し似たような部分があると勝手に感じていて、とても大切な曲になる予感がしています」

――アルバムの新曲についてお聞かせください。高松さんは、リード曲の「桜の咲く音がした」以外にも、「Oh!Darling」でセンターを務めています。

高松「甘い雰囲気の歌詞になっていますが、盛り上がる楽曲になっています。タオルを振り回しながら踊る振り付けで、今後のライブの定番曲になるのではないかと思っています」

――樹愛羅さんは「セノビーインラブ」でセンターを担当します。

樹愛羅「イコラブの活動を始めた頃は、なにもできない子どもでしたが、アイドルとして4年間活動して、少しだけ大人になりました。高校生になった私が、背伸びをしている様子が歌詞になっていて、大人っぽくも子どもっぽさもある曲です。かわいいラップもあり、そこがお気に入りです。冒頭の『しぇけ!』にも注目してください」

――タイプBには、野口さんのソロ曲「拝啓 貴方様」が収録されます。

野口「初めてソロ曲をいただいて、最近、クールな曲があまりなかったので、久しぶりにこういった曲を歌わせていただけてうれしいです。歌詞を初めて読んだときは、大好きだった人への気持ちが憎しみに変わることがあるんだ、と衝撃を受けました。何故、憎しみを抱くようになったのかが歌詞に描かれていて、聞いてくださった方、1人ひとりの解釈ができると思うので、みなさんと一緒に、この曲の世界観を作り上げていけたらと思っています」

――楽曲によってセンターが違って、いろんなイコラブさんが見ることができますね。

山本「今回のアルバムには、(齊藤)なぎさと衣織のソロ曲が収録されているのですが、なぎさのソロ曲『現役アイドルちゅ~』は王道アイドルソングで、まったく真逆の楽曲になっています。同じグループなのに、こんなに真逆なことができるメンバーがいて、グループの振れ幅が大きいのはいいことだと感じました。衣織のパフォーマンスはメンバーみんなが尊敬しているし、衣織がいるからこそ実現できたことがたくさんあって、この楽曲でまた新しい衣織が見ることができてうれしかったです」

次のページへ (2/3) 8日にスタートした全国ツアーでアルバム曲を披露
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