【愛車拝見】車もキャンプギアのひとつ…「うしろシティ」阿諏訪が語る“ジムニー愛”

こだわりの内装はもちろん車中泊仕様だ【写真:山口比佐夫】
こだわりの内装はもちろん車中泊仕様だ【写真:山口比佐夫】

夢は最初に買ったジムニーをもう一度買い直すこと

 車が先かキャンプが先かと言ったら、自分の場合はキャンプが先。いずれは車が欲しいと思いつつ、お金がなくて持てなかったので、ずっとバックパックスタイルで、電車やバス、たまにレンタカーを借りるような感じでキャンプしてました。5~6年前ですかね、試しに見るだけ見てみようとジムニーの中古車販売店に行って、気づいたらローンを組んでた。一目ぼれでしたね。

ドラマ、アニメ、アイドル、K-POP、スポーツ…大人気番組が目白押しのお得キャンペーンを実施中(Leminoサイトへ)

 そのときに買ったのがジムニーの「JA11 5型」という、もう20年くらい前の車。エアコンも効かなきゃパワーウインドウもついてない、ハンドルをグルグル回して窓を開けるタイプの古い車です。ちょうどモデルが入れ替わる時期の車で、型は古いけど積んでるエンジンは新しいっていう、店の人が言うには1~2年に1台出るかどうかという掘り出し物の1台でした。

 ジムニーみたいなアウトドア用の車って、持ち主がガシガシ乗る人と、セカンドカーでたまにしか乗らない人に二極化するんですよ。だから大事に使っていた方の車は中古でも状態がいい。内装は色々と新しくしたんですが、珍しいナルディの木製ハンドルだけは、前の持ち主の愛着を感じてそのままにしてましたね。

 前のジムニーへの思い入れはいろいろとありますね。バイキングの西村さんを乗せてキャンプに行ったとき、小仏トンネルの手前の坂でまったく進まなくなってしまって、仕方なく路肩の広場みたいなとこに停めて、ハザードたいてレッカーを呼んだんです。「最悪ですけど、トンネル内で止まらなくてよかったですね」って言って振り返ったら、西村さんはキャンプのことしか頭になかったみたいで、その場で鮭を焼き始めてました(笑)。

 夢は最初に買った「JA11」をもう1度買うこと。今でも状態のいいものはなかなか手に入らないんですよね。前回はオートマでしたが、次はやっぱりマニュアルで乗ってみたい。山道だと“俺が操縦してる感”が全然違うんです。あとは焚火会のメンバーでお客さんを呼んで、フェスをやってみたいなというのもあります。建築も学んでみたいですね。材木を運んで、山に小屋を作ったりして。そのときには満を持して10トントラックを……なんて、うまくオチがつきましたね(笑)。

□阿諏訪泰義(あすわ・たいぎ)1983年1月8日、神奈川県高座郡寒川町生まれ。お笑いコンビ「うしろシティ」のツッコミ担当。6年間の修行経験がある元料理人。お笑い芸人のヒロシ、バイキング・西村瑞樹らが所属する芸人ソロキャンプ集団「焚火会」のメンバー。趣味のキャンプなどについて語るYoutubeチャンネル「野あすわ」、発売中のうしろシティ単独ライブDVD「できたてのバランス」も好評。

次のページへ (3/3) 【写真】タイヤは街乗り用よりも1段階ゴツめ! 「うしろシティ」阿諏訪の愛車ショット
1 2 3
あなたの“気になる”を教えてください