これが私の“アイドルの形” STU48谷口茉妃菜、4年の月日で見えた自分の方向性

「しっかり理解して発信したい」と出演する仕事は準備を欠かさない【写真:山口正人】
「しっかり理解して発信したい」と出演する仕事は準備を欠かさない【写真:山口正人】

谷口茉妃菜の“私が私でいるための4か条”は?

■私が私であるための“マイルール”

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<1.自分の意見を曲げない>
 もちろん周りの人の意見を聞いたうえで、納得してそれを取り入れることはあります。ただ、ペースが乱れてしまうと全部がダメになってしまうので、自分がこうだと思ったら基本的にそれを貫きます。

 私はライブ前とか、緊張でどうしようと焦っちゃうタイプ。デビュー当初はメンバーから急かされることもありましたけど(笑)、今はみんな私のことを理解してくれて、「まひちゃん大丈夫だよ」「いつも通りステージに立てばいけるよ」と落ち着かせてくれます。自分のペースを乱さないことは大事だなと思います。

“コミュ力おばけ”と称されるほど誰とでもすぐに打ち解けられる【写真:(C)TBS】
“コミュ力おばけ”と称されるほど誰とでもすぐに打ち解けられる【写真:(C)TBS】

<2.人間観察>
 すごく人に興味があります。話しやすいとよく言っていただけますが、思ったこと、感じたことを聞いていたら、自然と仲良くなっている感じです(笑)。メンバーそれぞれ個性があるなかで、自分の良さに気づいていない子もいるので、ちゃんと伝えてあげたい。もし逆の立場だったら、言ってもらえたらうれしいですから。真剣になったら恥ずかしいけど、実際に私が思っていることだからさらっと伝えています。

愛猫じじは「相棒」として谷口を支える【写真:(C)STU】
愛猫じじは「相棒」として谷口を支える【写真:(C)STU】

<3.愛猫じじ>
 お母さんとはよくけんかをするんですが、じじを見たらすべてを忘れます。ファンの方もじじのことが大好きで、私の“相棒”ですね。じじは、鼻と八重歯と口が可愛い。猫の中でも顔面偏差値は高いと思います! でも、猫と犬の両方を飼ったことがあって、実はどちらかと言うと犬派です(笑)。

矢野帆夏(右)は家族のような存在。歌唱力No.1決定戦でも絆を見せた【写真:(C)TBS】
矢野帆夏(右)は家族のような存在。歌唱力No.1決定戦でも絆を見せた【写真:(C)TBS】

<4.矢野帆夏(STU48)>
 ほの(矢野)とは、加入1年目(17年)におかやま未来ホールで初めてパフォーマンスをした時、楽屋に「にごりほのか」というお茶があって、「ほのかじゃん!」とたわいもない会話をして、“メンバーじゃない何か”を感じました。気をつかわずにしゃべれたのを覚えています。家族ぐるみで仲が良いので、もう「いるのが当たり前」です。

 でも、メンバーのみんなと一緒にいる時は、2人だけになることはほとんどありません。ほのも自然とそうなる現象。仕事とプライベートの私たちが違いすぎて(笑)。メンバーからは「ほのたんさん(矢野)がまひなさんにちょっと冷たいから、かわいそう」ってよく言われます。なんなんですかね、あれ(笑)。私も理由を知りたいです。

 去年の歌唱力No.1決定戦は、私が初めての決勝大会だったのと、ほのと一緒に練習もしていたので、いつもと違った感情がありました。ファイナリストLIVEに行きたかったけど、その気持ちを超えるくらいほのに優勝してほしかった。今までのいろんな思いも聞いていて、親みたいな心境で見ていたら、2曲目の歌唱で入ってきた瞬間に泣けちゃって。2人にしか分からないアイコンタクトみたいなのがあって、「もう優勝!」と思いました(最終結果は6位)。「My Revolution」(渡辺美里)の歌詞もずるいですよね(笑)。

 ほのとは、お散歩をしながら人生について語ったりします。お互いに人生の目標、悩みもあるので、将来どういうことをしたい、こういうことに興味があるんだけどどう思うみたいに。家族同然だから、ほのに話せないことはないです。

□谷口茉妃菜(たにぐち・まひな)、2000年2月3日生まれ、徳島県出身。STU48 1期生。確かな歌唱力を誇り、天性のコミュニケーション能力と包容力でメンバーを支える。“心友”の矢野帆夏と始めたゴルフがマイブーム。調理師免許を持つ母から料理の才能を受け継ぎ、ツイッターにレシピを載せるほど多彩なレパートリーを誇る。ニックネームは「まひな」。

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