100ワニが「100日間生きたワニ」として映画化 神木隆之介、中村倫也ら豪華キャスト

原作者きくちゆうき「驚きいっぱい喜びいっぱい」

○上田慎一郎(監督・脚本)
「『100日後に死ぬワニ』を映画化したいと思ったのは昨年1月。まだツイッターで4コマが連載中の頃で、いち読者として物語の行く末を知る由もない頃でした。この平凡な素晴らしき日常。そんな日常のコマとコマの間に流れる時間を描きたいと思いました。制作が始まった矢先、コロナ禍となり世界は一変しました。それに伴って脚本を大きく書き直しました。タイトルも『100日間生きたワニ』へと変更しました。時代を越える普遍的な物語でありながら、今しか創れなかった、今観て欲しい映画にもなると思っています。原作のきくち先生をはじめ、スタッフと議論を重ねながら、妻ふくだと共に自分達だからこそ創れるアニメ映画をめざして鋭意制作中です。この映画が、今を生きる誰かの力になれますように」

○ふくだみゆき(監督・脚本)
「楽しかったり悲しかったり苦しかったり。それぞれの想いを抱えて生きている皆さんの毎日に、スッとなじんで100日間を一緒に過ごしたワニくんたち。優しく穏やかな原作の魅力ときくち先生から受け取った想いに、私たちなりの解釈を載せて映画に込めました。この映画を通して、また皆さんとワニくんたちが、出会って下さったらうれしいです」

○きくちゆうき(原作)
「『100日後に死ぬワニ』を原作とした映画『100日間生きたワニ』が公開されるとのことで原作者として大変うれしく思っております。ありがとうございます! SNS連載していた時に映画化のお話をいただきうれしい反面『まじ? どんな感じになる?』と不安いっぱい喜びいっぱいでした。たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に『え?え?え!?』と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします」

次のページへ (4/4) 【画像】映画公開情報解禁記念にきくちゆうき描き下ろしたワニ、ネズミ、モグラが映画撮影を行う姿を描いたイラスト
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