福士誠治演じる暗殺者や殺し屋たちが集合 高石あかり「銃を持つ事が初めてでした」
5日より東京・シネマート新宿で上映している映画「ある用務員」(阪元裕吾監督、全国順次公開)の舞台あいさつが9日、行われた。
映画「ある用務員」上映記念舞台あいさつ
5日より東京・シネマート新宿で上映している映画「ある用務員」(阪元裕吾監督、全国順次公開)の舞台あいさつが9日、行われた。
壇上には映画に登場した主演の福士誠治演じる暗殺者や殺し屋たちが集合し、アクション現場を振り返るなど、トークショーが盛り上がった。
福士は「僕の人生で初の主役となった本作は、今日のこの場に立っている昔から知っている方や初めての共演の方と改めて物作りの楽しさを知った作品です。是非、この面白さを伝えていきたいと思います」とアピールした。
もっとも凶悪な殺し屋を演じた前野朋哉は「(芝居で)拳銃を使うのは初めてだったのですが、中学生の頃、治安が悪くいつも護身用に空気銃を忍ばせていましたが、今回ようやく撃つ事が出来ました(笑)」と冗談を含めた思い出話を披露。
高石あかりは「銃を持つ事が(芝居で)初めてでしたので、格好良く構えたいと思っておりましたが、普通の子が殺し屋というキャラクターでしたので、そこは安心して挑みました」と語った。
アクション女優の伊澤彩織は、撮影について「福士さんの締め技が徐々に締まっていき、後5秒で私は本当に落ちるところでした」と福士さんとのアクション撮影秘話を明かした。
北代高士は「(福士と2階から落ちる)ハードなアクション撮影をやらせていただいたのは(役者として)本当にうれしかったです」と振り返った。
波岡一喜は「昔からの俳優仲間の福士さんとこのように舞台あいさつに立っていられるのは本当にうれしいし、今、泣けることも出来るくらい感動しています。でも泣きませんが(笑)」と俳優仲間としての喜びも語った。
阪元監督は「4年前に5万円で自主映画を作っていた事を振り返ると、今こうやって壇上にいるのが信じられないです。本当にうれしいです」と感動を伝えた。