21歳の新星yukaDD(;´∀`)、夢はグラミー賞「2年後に獲ります!」TWICE・MOMOとのコラボで注目

あいみょんやきゃりーぱみゅぱみゅ、Superflyなど、これまで数多くの女性アーティストを生んできたワーナーミュージック・ジャパンが、総力を結集して送り出す大型新人アーティスト・yukaDD(;´∀`)(ユカディーディー)。日本レコード大賞の受賞歴を誇る音楽プロデューサー、Jin Nakamura氏がグラミー賞を狙える逸材を発掘するため全国でオーディションを行い、当時17歳の少女が驚異的な歌とダンスで他を圧倒した。それから3年、世界基準の基礎を叩きこまれ、昨年メジャーデビュー。地元の先輩TWICEのMOMOとのコラボミュージックビデオ(MV)もYouTube公開1週間を待たずに100万回再生を超えた。2021年ネクストブレークを狙うディーバに直撃した。

yukaDD(;´∀`)の歌のきっかけは演歌だった【写真:荒川祐史】
yukaDD(;´∀`)の歌のきっかけは演歌だった【写真:荒川祐史】

地元のダンス教室で憧れだったお姉ちゃんがTWICEのMOMOに

 あいみょんやきゃりーぱみゅぱみゅ、Superflyなど、これまで数多くの女性アーティストを生んできたワーナーミュージック・ジャパンが、総力を結集して送り出す大型新人アーティスト・yukaDD(;´∀`)(ユカディーディー)。日本レコード大賞の受賞歴を誇る音楽プロデューサー、Jin Nakamura氏がグラミー賞を狙える逸材を発掘するため全国でオーディションを行い、当時17歳の少女が驚異的な歌とダンスで他を圧倒した。それから3年、世界基準の基礎を叩きこまれ、昨年メジャーデビュー。地元の先輩TWICEのMOMOとのコラボミュージックビデオ(MV)もYouTube公開1週間を待たずに100万回再生を超えた。2021年ネクストブレークを狙うディーバに直撃した。(インタビュー・文=福嶋剛)

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――yukaDD(;´∀`)さんは、歌への入り口が演歌だったとお聞きしました。

「はい。3歳の頃、おじいちゃんの横で演歌の番組を一緒に見ながらよく歌っていたらしく、子ども心に『病気のおじいちゃんを歌で励ましたい』と思って、演歌を習わせてと言って音楽スクールに通わせてもらいました。実は当時私もすぐ熱を出すような病弱な子だったので体力作りのためにダンススクールにも通わせてもらいました。そこの“お姉さんクラス”でレッスンしていた人がとってもダンスが上手で、いつも自分のレッスンが終わったら教室の外から眺めていて『いつかお姉ちゃんみたいに踊りたい』って憧れていました」

――憧れのお姉さんに追いつきたいと。

「はい。でもそのお姉さんには今でも全然追いつけないです……TWICEのMOMOさんですから!」

――えっ!!それは驚きました。

「はい(笑)。今回MOMOさんに私の『Superhero』という楽曲のMVに出演してもらったのですが、偶然TWICEさんと同じレコード会社でデビューが決まり、子どもの頃の夢を実現させたいと思って、ダメもとでMOMOさんにオファーさせてもらったんです。快く引き受けてくださって、本当に衝撃的でうれしかったです」

――なるほど。そういうつながりがあってMVでMOMOさんとのコラボが実現したんですね。

「小さい頃に憧れていたお姉さんが、さらにすごいレベルのダンスを私のMVのために披露してくれて。今回リモートで収録を行ったのですが、合間にMOMOさんと話したら当時発表会で一緒の舞台に立ったことも覚えていてくれて。いつか一緒に踊りたいから自分も頑張らなあかんなって思いました」

――演歌一筋の少女がMOMOさんに魅了されて歌とダンスの道へと進んでいったんですね。

「そうですね。演歌からPOPSへと目覚めた1番のきっかけは小学生の時にコンサートで見た安室奈美恵さんと、テレビで『Ain’t No Other Man』という曲のパフォーマンスを見て衝撃を受けたクリスティーナ・アギレラです。その時から“私はクリスティーナ・アギレラになる!”って今でもずっと思ってます(笑)」

――それからプロになるレッスンを続けていたんですね?

「なりたいと思っていましたが、裕福な家庭ではなかったのでカラオケボックスに行くお金もなくて。中学生の頃は家の近くのグラウンドに行って、誰もいなくなった時間に発声練習をしたり、動画を見てダンスを練習していました」

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