MISIA、新曲「想いはらはらと」は川谷絵音との初コラボ 「はらはらと涙が出ました」
歌手・MISIAの新曲「想いはらはらと」が、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(飯塚健監督)の主題歌に決まり、話題になっている。
映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」主題歌
歌手・MISIAの新曲「想いはらはらと」が、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(飯塚健監督)の主題歌に決まり、話題になっている。
「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は、1998年の長野オリンピック、日本中が歓喜に沸いたスキージャンプ団体、大逆転の金メダル。この栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話を映画化した作品で、5月に全国公開を控える。
新曲「想いはらはらと」は、作詞作曲をゲスの極み乙女。の川谷絵音が手掛け、MISIAと川谷との初のコラボレーション楽曲となっている。
2人は同郷(長崎生まれ)という共通点があり、川谷がMISIAにギター1本で歌った同曲のデモを送ったことがきっかけで今回のコラボレーションが誕生した。
MISIAは「長野オリンピックのあのジャンプの瞬間は、私もオンタイムで見ていました。今回、映画で舞台の裏側を知ったことで、なぜ時間が経った今でも、あの瞬間が心に残っているか理由が分かった気がします。エンドロールで『想いはらはらと』が流れた時は、選手の方々の話と重なり、胸がいっぱいになりました。この曲を作詞、作曲してくださったのは、川谷絵音さん。川谷さんが作ってくださったこの歌を初めて聞いた時は、本当に雪のように、歌が降り積もってきて、それによって心が溶けてきて素直な気持ちが現れてくるようだと感じ、はらはらと涙が出ました。そしてこの歌を初めて歌った時、柔らかなメロディーと歌詞なのに、とても細やかに、また複雑に韻が踏まれていることに気づき、すごい方だなと思いました。この歌の世界観を壊すことなく、そしてこの歌を聞いた方が私と同じように、はらはらと涙をこぼすような歌を歌えていたらうれしいです」とコメント。
川谷は「MISIAさんは長崎の大先輩であり、大尊敬するミュージシャンです。そんな方に僕の弾き語りで作ったデモを送るという大汗しかかかない出来事を昨日のことのように覚えています。そしてMISIAさんの歌が入った瞬間、曲が魂を持ちました。その魂が映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の中で弾けるんです。是非それを体感して欲しい。音楽を続けていて良かった、本当に」とメッセージを寄せた。