NiziU・ミイヒの仕事復帰で思い出す所属事務所「JYP」社員食堂の強いこだわり

食堂の維持費は約1億9000万円 Park氏の親心

 この社員食堂は「JYP BOB」という名前が付いており、「こだわり」として以下が宣言されている。

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1.有機農法と親環境農法の食材を主にし、米、牛乳、食用油、オリーブオイルは常時、有機農法食材を使います

2.MSG(グルタミン酸ナトリウム)やGMO(遺伝子組み換え作物)は使用しません

3.環境ホルモンが出るプラスチックや重金属が出る調理道具、食器は使いません

 食堂内のインテリアもホテル並みの豪華な雰囲気で、予約をすれば全職員だけでなく、アーティストや練習生も無料で利用できる。休暇を取っている人も問題なく食事ができるというからおおらかだ。

 この食堂の模様は韓国のバラエティー番組で紹介され、出演したPark氏は食堂の維持費が年間20億ウォン、日本円にすると約1億9000万円に上ることを説明。「お子さんを預かった以上、親の気持ちになって食事を提供するのは私の責任だ」と費用を惜しまない姿勢を見せていた。

 NiziUのメンバーはデビュー前の韓国合宿でこの食堂を利用しているはずで、だからこそPark氏はミイヒの体調の変化に心を大きく痛めたのではないか。「所属アーティストと職員の健康はすなわち会社の健康」と言い切るPark氏。2020(ニジュー)年のまさに大詰めで仕事復帰したミイヒの当日の元気な様子はPark氏の元にも届いているのは間違いなく、今後はNiziUのグローバル活動について本格的にプロジェクトを練り直していくことになりそうだ。

 ちなみに筆者は2018年夏に「JYP Entertainment」新社屋を訪れて1階のカフェテリアを利用したが、こちらのコーヒーもオーガニックという徹底ぶりだった。

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