「ひとりじゃないと思える」 林ゆめが貴重写真とともに明かす“北海道愛”

地元の人たちが大きな支え。「北海道で仕事ができたら最高」

いつも頭にあるのは北海道のこと。「コロナ以前は月に一度帰っていました」
いつも頭にあるのは北海道のこと。「コロナ以前は月に一度帰っていました」

「もともと札幌にいた頃(大学時代)からサロンモデルをしていたんですけど、東京に来てからもこっちでサロンモデルをやっていて、そうしたらたまたま、今の事務所に紹介されたんです」

 林が所属するゼロイチファミリアのマネジャーが、美容業界の出身だった。そのためサロンモデルをしていたことで関係者から話がつながり、芸能界への道が開けた。

 今はアパレルブランドやメーク雑誌のモデルのほか、タレントとしてテレビ出演するなど活躍の場を広げている。

今後どうなりたいか目標を聞くと、彼女は迷うことなくはっきりと答えた。
今後どうなりたいか目標を聞くと、彼女は迷うことなくはっきりと答えた。

「やっぱり北海道の番組にレギュラー出演したいです。北海道が大好きなので、北海道で仕事をしたいですね」

 しかし、拠点はあくまで東京に置く。これからもっと自分の可能性を広げるため、演技のレッスンや中国語のレッスンにも通っている。ジムで体を鍛えてスタイルの維持にも余念がない。

「とにかくいろんなことに挑戦したいです。その中で、北海道で仕事ができたら最高です」

 根底にあるのは、家族や友達の存在だ。楽しいときもつらいときも、地元の人たちがそばにいた。大きな支えになった。

今一番つらいのはコロナ禍で北海道に帰れないこと。
今一番つらいのはコロナ禍で北海道に帰れないこと。

「心ない言葉を投げかけられたりすることもやっぱりあるんですけど、そういうときも、私のことをよく知ってくれている友達は変わらず私のことを好きでいてくれることとか、ずっと味方でいてくれることがすごく大きな力になっています」

 人とのつながりが今の自分を形作ってきたからこそ、林は、人とのつながりを大事にして活動していく。仕事は選ばない。もらった仕事にはひたむきに取り組む。それが、次の縁へとつながることを知っているからだ。

「何をやっていても楽しいんです。OLの仕事も、周りの人がいいから本当に楽しい。嫌なことやつらいことは一つもないですね。もしあっても、ひとりじゃないと思えるから大丈夫です」

 林ゆめ、25歳。天衣無縫という言葉がぴったりな彼女は、今日も縫い目なく人生を紡いでいる。

「いっぱいありのままの私を知ってもらって、応援してくれたらうれしいです!」
「いっぱいありのままの私を知ってもらって、応援してくれたらうれしいです!」

撮影:荒川祐史
写真提供:林ゆめ

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