7年ぶりに“リアルプロレスラー”ミノワマンが大みそかの格闘技戦に出陣！　RIZINで元大相撲のスダリオ剛と闘う。体重差、実に30キロ。ひと昔前の格闘技界では珍しくなかった、いわゆる無差別級の一戦になる。ルーキーのスダリオとベテランのミノワマン。体重差を考えると危険度満載の一戦だが、ミノワマンはこのオファーを即答したという。今回はその真意を激白！(聞き手◎“Show”大谷泰顕)

――大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.26」で、大相撲出身のスダリオ剛戦が決定しました。今の心境を教えてください。

「もう、やるだけですね。とにかく、この時代のRIZINで闘えることを感謝しています」

――ミノワマンはもう100戦を超えるベテラン。スダリオ選手は2戦目のルーキーだから、その点で考えるとものすごい対比になりますよね？

「なんて言うんですかね。今のRIZINに出ている選手は20代前半の選手がかなり多いし、スダリオ選手は今、23歳じゃないですか」

――あ、ミノワマン(44歳)の半分ですね。

「半分ですし、僕はプロ歴が24年なので(笑)」

――あ、そうなりますか！

「ですので、僕が格闘技をやっている時間のほうが、向こうの人生より長くなっているので、そう考えると、ふたまわり世代が違っているんです。その世代の選手とできることがうれしいですね」

――実際、記者会見の際には対面していますけど、どんな印象を持ちましたか？

「相撲取りっていう感じより、絞ってきて、骨格含め格闘家になってきている感じを受けましたね、うん」

――まだまだ荒削りな部分は感じられると思いますけど、どうでしょうか？

「まだ、ドカッドカッっていう感じはしますけど、だんだん絞れていますし、動きもどんどん総合(格闘技)の動きになってきていると思います。その中で相撲の動きを取り入れた時のテクニックには気をつけたいですね」

――会見の際には「爆発的に感動する試合がしたい」ということで「テーマを『爆動』」としていました。

「そうですね。もう、感動する試合をしたいなって思いましたね。僕自身が今回この試合に出ることに感動してきて、うれしくて」

――そういう感じなんですね。

「ああいう舞台でまた試合ができる。そしてもちろん、勝つためにトレーニングしてってやっていることにも感動が生まれてきて、この感動を試合で皆さんに伝えたいなっていう気持ちが込み上げてきて、この感動を爆発させたいと思って、『爆動』にしました」