俳優の窪塚洋介が19日、都内で行われた「Amazon Audible プレス向け戦略発表会」に出席した。

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　Amazonが手がけるオーディオブック及び音声コンテンツ制作・配信サービスであるオーディオブック「Audible」が、全く新しいオーディオエンターテインメントコンテンツとして、「TRICK」「SPEC」「池袋ウエストゲートパーク」など数々のドラマや映画を手掛けてきた堤幸彦監督を迎え、初となるオーディオエンターテインメントコンテンツ最新作「アレク氏2120」を制作。AI犯罪者を演じた窪塚は同作に出演した声優の山寺宏一、梶裕貴とともにイベントに登壇し、台本の一部の生アフレコに挑戦した。

　堤監督から直接オファーを受け、「食い気味に即答しました」と明かした窪塚。「ふだんは台本を読ませていただいてからお返事することにしていたけど、『聴く映画』ということと新しい挑戦だという堤さんのお話を聞いて盛り上がってしまいました」と快諾の理由を語った。

　この日、堤監督はスケジュールの関係でトークセッションへの参加はかなわず。それでも堤監督からのオファーの理由を「20代のころから表現の天才」と代読された窪塚は「うれしいです」と泣きマネを交えて喜んだ。

「実写の吹き替えは二度とやるまいと思っていた」という窪塚だが、「プレッシャーも大きかったけど、すごくエネルギーをもらった。梶くんの力強い雄たけびや、山寺さんの動く手がラッパーみたいだなと思って見させていただいたり。刺激をもらって挑戦できてすごく楽しかった」とアフレコを振り返り、「声優のお仕事は楽しかったです。お仕事お待ちしております」とアピールしていた。