“ド派手すぎる”社用車が大バズり 車好きの社長が導入「最初は嫌がる社員も…」 宣伝効果に驚き
ゴールドとシルバーの車体に、リアガラスにデカデカと刻まれた「鯖」の一文字。静岡県の缶詰加工メーカー「伊藤食品」の“ド派手すぎる”社用車がネット上で話題を呼んでいる。なぜこのようなデザインを採用したのか。同社の広報に話を聞いた。

公式マスコットキャラクター「あいこちゃん」の生誕10周年を記念して、2021年に納車
ゴールドとシルバーの車体に、リアガラスにデカデカと刻まれた「鯖」の一文字。静岡県の缶詰加工メーカー「伊藤食品」の“ド派手すぎる”社用車がネット上で話題を呼んでいる。なぜこのようなデザインを採用したのか。同社の広報に話を聞いた。
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「最初、痛車かと思った。社用車なのね。すごい宣伝効果、思わず調べてしまった」
今月上旬、SNS上で拡散した写真には、車体をゴールドとシルバーで塗り分けられたド派手なシビックが収められている。ネット上では「痛車にしか見えない」「シビックが社用車とは渋い!」「サバは足が早いって言うけどこっちの意味かー」「このデザイナーさんすごい 鯖缶を食べたくなる意匠だ」など、驚きの声が相次いでいる。
伊藤食品は今年創業78年を迎える老舗の缶詰加工メーカー。話題のホンダ・10代目シビック ハッチバックFK7型は、公式マスコットキャラクター「あいこちゃん」の生誕10周年を記念して、2021年3月3日に納車されたという。同社の広報によると、シビックの先代にあたるインサイトも同様の“痛車仕様”だというから筋金入りだ。
「弊社のサバ缶はパッケージの色と文字のフォントで覚えてくださっている方も多く、営業活動の一環になればと、パッケージのデザインをイメージしてラッピングしました。シビックを選んだのは、社長が車好きで『速くてかっこいいから』というのが理由。イギリスの工場で製造された逆輸入車で、購入価格は中古で200万円、ラッピングにもう100万円ほどかかっています」
営業車として、ちょっとした日々の用事や出張など、さまざまな場面で稼働。今回拡散した写真は営業マンの北陸出張中に撮影されたものだという。ド派手な営業車、社内での評判はどうなのだろうか。
「やはり視線を集めるとのことで、最初は嫌がる社員も多かったですが、乗っているうちに慣れてくるもの。展示会会場の駐車場でも、プロボックスが並んだ中では特に目立ちますし、会社の近所の小学生の間でも話題になっているそうです」
気になる宣伝効果だが、「正直、そこまで感じたことはない」と担当者。「納車してもう5年以上たちますが、今回が初めてのバズリで、こちらもびっくりしています。CMをバンバンうてるような会社ではない。今回のような出来事をきっかけに、弊社の商品を知るきっかけになってくれれば」と実感を語る。
近年、テレビで特集が組まれるなど、健康食品としてだけでなく、味や備蓄の面でも注目が高まっているサバ缶。ド派手なサバ缶シビックは、ブームも追い風に全国各地を走り続ける。
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