高橋文哉&田中泯、初共演でW主演 ひき逃げ事件描くサスペンス『告解』を実写ドラマ化

俳優の高橋文哉と田中泯が、12月から放送・配信されるWOWOW『連続ドラマW 告解』(全4話)でダブル主演を務めることが17日、発表された。併せて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

高橋文哉(左)と田中泯
高橋文哉(左)と田中泯

12月から放送・配信 特報映像とティザービジュアルも解禁

 俳優の高橋文哉と田中泯が、12月から放送・配信されるWOWOW『連続ドラマW 告解』(全4話)でダブル主演を務めることが17日、発表された。併せて、特報映像とティザービジュアルが解禁された。

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 本作は、作家・薬丸岳氏による同名長編小説『告解』を実写ドラマ化。WOWOWでの薬丸氏の作品を連続ドラマ化するのは『連続ドラマW 天使のナイフ』、『連続ドラマW 悪党~加害者追跡調査~』に続き3作目となる。監督は波多野貴文氏が務め、脚本は金沢知樹氏と萩森淳氏が手掛ける。

 物語は、ひき逃げ事件の加害者と被害者遺族の対峙を通して、消えることのない罪を背負う者の贖罪の在り方を問う社会派ヒューマンサスペンス。高橋と田中は共にWOWOWオリジナルドラマ初主演となり、今作で初共演を果たす。

 高橋が演じるのは、飲酒運転の末にひき逃げ事件を起こし、4年10か月の実刑判決を受けた大学生・籬翔太(まがき・しょうた)。出所後に罪の重みを背負い続ける役どころを演じる。田中が演じるのは、翔太が起こした事件によって愛する妻を奪われ、出所した翔太を追って身元を隠したまま同じアパートへと移り住む被害者遺族・法輪二三久(のりわ・ふみひさ)。

 解禁されたティザービジュアルには、翔太と二三久が物語の舞台となるアパートの前に並び立つ姿が収められている。特報映像では、雨の夜に起きたひき逃げ事件を起点に、加害者と被害者遺族がそれぞれ罪と喪失を抱えて生きていく様子が描かれている。

高橋文哉「籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人」

 出演者および原作者のコメントは下記の通り。

○高橋文哉
「WOWOWドラマに初めて出演させていただきます。WOWOWさんが描くドラマの雰囲気やテイストがすごく好きで、作品の世界に引き摺り込むお芝居の持つ力を改めて感じた瞬間がたくさんあります。今作、『告解』も僕にとってそんな作品になりました。お話をいただき薬丸岳先生の原作と台本を読ませていただき、籬翔太という役を今の自分に託していただけたことが本当にうれしく、光栄でした。籬翔太はずっと何かの為に生きてきた人だと思います。そんな、何者でもない青年が今の自分と過去の自分と向き合い、見つめ直し続ける姿をお届けできたらと思います。それぞれのキャラクターが持ち得る感情をぶつけ合い、それぞれの思いが生まれていく物語です。今作で籬翔太を演じる事ができて自分の中でも大きく成長し、向き合うきっかけをたくさんもらいました。翔太が選ぶ自分とは何なのか。ぜひ、楽しみにお待ちいただけたらと思います」

○田中泯
「『連続ドラマW 告解』への出演のオファーが届いた。今回、台本を手にするまでの不安は何故か普通ではなかった。文字が語ってくれる僕が演じるであろう人物の人生を想い描き、思い切り自分の人生の歩みの側に『その人』を引き寄せる。『その人』になってみたいかどうか……それだけが僕が出演を受け入れる要件だ。結果、『告解』の時の内側で僕は自分の時を生きてみようと思った。歳を重ねるココロとカラダ、本名を田中泯と称ぶこの人生を『その人』が参入することになった。大変だったけれど、こんなにありがたいことはないのです! 法輪二三久が僕に与えられた託された役柄だ。先の戦争の敗戦の年に生まれた僕が、兵隊として戦争体験をした男の内側の言葉を声にする事が、多分、一番無謀な演技なのかもしれません。終戦日ほぼ5か月前の1945年3月10日に生まれた僕は、限りなく多くの大人たちから(だって子どもの僕にとって全ての大人は戦争体験者ですから)話を聞かされ、まるで自分も戦争を体験したかのようになってしまった。戦争を生き抜いて帰還した兵士の物語は無限にあるのだろう。二三久も、重たい荷物のように他者に語らない物語を持ち続け、認知症の波に揺すられながら、現在と過去の渦の中で翔太という若者が二三久のココロの中にカラダの内に一緒に生き続けることになるのです。期待に応えられるか! どうか楽しみにしておいてください」

○原作者:薬丸岳氏
「『告解』は飲酒運転によって人を死なせてしまった青年と被害者遺族の葛藤を描いた物語です。僕にとって思い入れの強い作品ではありますが、決して楽しい話ではなく、むしろ重苦しい展開が続く物語なので、映像化には不向きではないかと心のどこかで感じていました。それだけに高橋文哉さんと田中泯さんという僕自身も大好きな素晴らしい俳優さんをダブル主演に迎えてWOWOWで連続ドラマ化していただくことになり、驚きとともに大きな喜びを感じています。WOWOWではこれまで『天使のナイフ』『悪党~加害者追跡調査~』と僕の作品を高いクオリティーで映像化していただいていますので、この『告解』も見応えのあるすごいドラマになるに違いないと完成を心待ちにしています。そして波多野貴文監督、高橋文哉さん、田中泯さんをはじめ多くの方々の力によって紡ぎ出されたこのドラマを通して、人が生きていくうえで大切な『何か』を感じ取っていただけたら原作者として何よりの幸せです」

次のページへ (2/2) 【写真】ひき逃げ事件描く『告解』ティザービジュアル
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