「まだ制服着れる?」24歳・細田佳央太、高校生役オファーに「びっくり」も“伊藤潤二ホラー”で得た成長
俳優の細田佳央太が、テレビ東京系のドラマ24『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』(金曜深夜0時12分)の第8話「死びとの恋わずらい -悩む女と影-」(21日放送)、第9話「死びとの恋わずらい -絶叫の夜-」(28日放送)で主演を務める。トップホラー作家・伊藤潤二氏の傑作から厳選した、オムニバス形式で描く実写連続ドラマをどのように演じたのか。

「死びとの恋わずらい」で主人公の17歳・深田龍介役
俳優の細田佳央太が、テレビ東京系のドラマ24『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』(金曜深夜0時12分)の第8話「死びとの恋わずらい -悩む女と影-」(21日放送)、第9話「死びとの恋わずらい -絶叫の夜-」(28日放送)で主演を務める。トップホラー作家・伊藤潤二氏の傑作から厳選した、オムニバス形式で描く実写連続ドラマをどのように演じたのか。
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細田が出演する「死びとの恋わずらい」(収録巻:伊藤潤二傑作集4 死びとの恋わずらい)で演じるのは、幼い頃住んでいた町に転校生として戻ってきた17歳の高校生・深田龍介。霧深いこの町では、四つ辻を通りがかった人に自分の恋の吉凶を占ってもらう「辻占(つじうら)」という奇妙な風習があった。
ある日、「辻占」をきっかけに女生徒が奇怪な自殺を遂げる。時を同じくして、霧深い四つ辻に現れる、ゾッとするほど綺麗な謎の美少年の噂が立ち始める。この占いをめぐり、不可解な出来事に巻き込まれていく龍介と周辺の人々。噂される四つ辻の美少年とは一体――。
――原作が連作であることから、細田さんが出演した「死びとの恋わずらい」は計3つのエピソード(第1話は7月3日に放送)で構成されています。伊藤潤二さんの作品に関してはどういうイメージを持っていましたか。
「伊藤先生にしか描けない怖さに加えて、暗くもあり陰湿さもある一方で、人間として爽やかさは失われてないというか、後味がすっきりするような作品を描かれている印象でした。だからこそ国を越えてもたくさんのファンの方がいらっしゃる気がします」
――演じた深田龍介の印象は。
「衣装合わせの時、(監督の)下津優太さんから『不遇な役です』と言われました。実際、『辻占』という風習に対して立ち向かっていくことはありつつも、周りに起きていることや、自分自身で自分のことをどんどん追い込んでいくような男の子です。原作に描かれているように、好きだった女の子も辻占のせいで失ってしまい、とにかく全てのことにおいての被害者です(苦笑)。僕自身、受け身に徹しつつも本当に最後まで報われない役は初めてでしたが、割り切れるというか、ストーンと自分の中に落とし込んで演じることができました」
――細田さんは現在24歳ですが、17歳の高校生役を演じた感想は。
「『僕、まだ制服着れるんですか?』という話から入りましたし、(年齢的に)もうそろそろ難しいのかなと思っていたところに今回のお話をいただいて、最初はびっくりしました。でも、龍介の幼なじみ役(柴山みどり)を演じた莉子さんたちに、髪型も含めて『高校生に見える』と言っていただけたので、もう少し10代の役もできるのかなと思いました(笑)」

日常生活で「怖さを感じた瞬間」は…
――人生の中でホラー体験はありますか。
「超ビビりなので、ホラー系のテレビドラマでも十分怖いです。“怖さを感じる日常の瞬間”で言うと、今は家族と暮らしていて、500ミリリットルの水を段ボールで頼んでいるんですけど、どれが誰の水か分からなくなる時があって。自分に思い当たることがないものが目の前にあった時が一番怖いです(笑)」
――今回のホラー作品出演は今後どう役立ちそうですか。
「役に立つのは間違いないです。第1話の完パケを見させていただいた時に、ホラーをやったからこそまだまだやらなきゃいけないことや反省点が自分の中で浮き彫りになりました。そこは今後どんどん成長していかなければいけないし、きっとホラー作品でしか育まれないものもあると思うので、もしお声がけいただけるならば挑戦していきたいです」
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
「『死びとの恋わずらい』シリーズはあと2話あります。漫画の良さも引き継ぎつつ、漫画にはないドラマオリジナルの部分も描かれているので、原作ファンの方にもぜひ見ていただきたいです。『ストレンジ -伊藤潤二の夜も眠れぬ奇妙な話-』全体の話で言うと、(7月に)記者会見で皆さんのお話を聞いて、オムニバスだからこそ、どれだけ幅広く伊藤先生の作品に入り込めるか、テレビ東京さんも大切にされていると感じました。ホラーが好き・苦手という以前に、普通に人間ドラマとして面白いと思えるような、心動かされる瞬間がきっとあると思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです」
□細田佳央太(ほそだ・かなた)2001年12月12日、東京都出身。4歳から子役として活動を始め、以降ドラマや映画で活躍。19年に映画『町田くんの世界』で1000人超えのオーディションから主演に抜てきされ、22年には『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)でドラマ初主演を務めた。主な出演作に『ドラゴン桜』(TBS系/21年)、大河ドラマ『どうする家康』(NHK/23年)、連続テレビ小説『あんぱん』(NHK/25年)『ちるらん 新撰組鎮魂歌』(TBS系/26年)、『GIFT』(TBS系/26年)など。
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