ママ篠原かをり、初の児童書発売へ 執筆の背景&作品に込めた思いとは
動物作家で昆虫研究家でもあるタレント・篠原かをりが、自身初の児童書『コボックとふしぎな虫の樹』(双葉社)を19日に発売する。小学校中学年向けの連作短編集となっており、ファンタジー作品ながら昆虫のリアルな生態も同時に学べる内容という。2歳の子どもの母でもある篠原に、作品執筆の背景や作品に込めた思いを聞いた。

8月19日に『コボックとふしぎな虫の樹』を双葉社から
動物作家で昆虫研究家でもあるタレント・篠原かをりが、自身初の児童書『コボックとふしぎな虫の樹』(双葉社)を19日に発売する。小学校中学年向けの連作短編集となっており、ファンタジー作品ながら昆虫のリアルな生態も同時に学べる内容という。2歳の子どもの母でもある篠原に、作品執筆の背景や作品に込めた思いを聞いた。
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作品執筆の理由が気になる。2024年「QuizKnock(クイズノック)」に所属する河村拓哉との間に第1子を出産、母となった。世の中の子どもに向ける目や意識に何か変化があり、それが影響しているのだろうか。
「『子どもの時にだけ見える世界がある』ということを自分の子どもを通して毎日思い出していることが作品に影響を与えていると思います。それはファンタジーのような、現実と非現実の境界のあいまいさであったり、大人から見ると大したことないと思ってしまうような悩みが、それが世界の全てのように感じられる苦痛になってしまうことであったり……。決して大人の縮小版ではなく、大人から見える世界と同じだけの重さを持つ子どもの世界を表現したいと思って本作を執筆しました」
本書を通じ自身の子や世の中の子どもたちにどんなことを考え、感じてほしいのか。作品に込めた思いや作品の魅力を聞いた。
「『願い事』をかなえることと同じくらい、自分が本当に望んでいることを知ることは難しいことだと思います。だから、願いをかなえるという過程で、コボックの不思議な力に翻弄されなくても、たくさん失敗したり、間違えたりしてしまうものだと思います。『失敗した』『間違えた』というのは願いをかなえるために必要なことで、後退しているようで、ちゃんと前に進んでいるのだと考えてもらえるとうれしいです。また、本書にはいろんな虫が出てきます。虫という小さな隣人がもつ多様で壮大な魅力にも触れてもらえるとうれしいです」
篠原がかなえたい願い事はなんだろう。
「(身長)180センチになりたい。それ以外の願い事は全て自分の力でかなえたいけれど、180センチになることは自分の力ではかなえられないし、自分の力でかなえることに意味がある願い事ではないと思うので」
同書の作品の舞台は樹齢100年を超える願い樹と呼ばれる桑の木がある小学校。この桑の木は心に強い願いを持つ人の願いをかなえてくれるとされ、願い樹の守り人・コボックが、それぞれの願いに合った虫たちを送り出し、その虫たちが子どもたちの願いをかなえようと奮闘する。だが、あるルールを守らないと害虫化して事件も起こるワクワクドキドキの物語。登場する昆虫は、各話の最後にイラスト付きでわかりやすく紹介され、物語と図鑑の両方が楽しめるという。
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