“三つ子だから”に「頼りたくない」 メジャーデビューの佐藤三兄弟、「アーティスト」の肩書に込める覚悟

SNS総フォロワー数320万人を誇る一卵性三つ子シンクロアクロバットパフォーマー・佐藤三兄弟(長男・綾人、次男・颯人、三男・嘉人)が、今月5日発売のシングル『DAISUKI』で待望のメジャーデビューを果たす。川越のスーパー銭湯で歌謡曲のカバーを披露したことをきっかけに、歌謡曲とアクロバットを融合させた“アクロバット歌謡”で切り拓いた夢の道――。新たなステージに立つ佐藤三兄弟は、どこまでも高みを目指し続ける。

インタビューに応じた佐藤三兄弟【写真:増田美咲】
インタビューに応じた佐藤三兄弟【写真:増田美咲】

8月5日にメジャーデビュー

 SNS総フォロワー数320万人を誇る一卵性三つ子シンクロアクロバットパフォーマー・佐藤三兄弟(長男・綾人、次男・颯人、三男・嘉人)が、今月5日発売のシングル『DAISUKI』で待望のメジャーデビューを果たす。川越のスーパー銭湯で歌謡曲のカバーを披露したことをきっかけに、歌謡曲とアクロバットを融合させた“アクロバット歌謡”で切り拓いた夢の道――。新たなステージに立つ佐藤三兄弟は、どこまでも高みを目指し続ける。


【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継

――メジャーデビュー決定、おめでとうございます! 大きな節目を迎えた感想を聞かせてください。

綾人「正直、メジャーデビューできるとは思っていませんでした。歌手として、アーティストとして、実際に日本クラウンさんからデビューさせていただくことが決まった時は本当にうれしかったです。最初は大丈夫かなという不安な気持ちでいっぱいでしたけど、リリースイベントを続けて、ファンの皆さんと一緒に盛り上がって過ごす中ですごく自信が湧いてきましたし、いよいよ(8月5日に)メジャーデビューだなという実感とともに、3人で楽しく活動させていただいています」

颯人「世界を見ても、一卵性の三つ子でアーティストデビューする話は少なくとも僕たちは聞いたことがないですし、もしかしたら世界初かもしれない。僕たちにしかお届けできないものがあるんじゃないかなと思っています。メジャーデビューできることに感謝して、まず初めの一歩となるこの(メジャーデビューシングルの)『DAISUKI』をどんどん広めていきたいと思います」

嘉人「この『DAISUKI』は、本当に魅力が詰まった楽曲になっています。僕たちは今まで得意としてきたアクロバットでファンの皆さんにパフォーマンスを届けてきたんですけど、今回は歌声もということで、僕たちの声でも皆さんを幸せにできるように、元気づけられるように、頑張っていきたいです」

――「アーティスト」という肩書きになって、気持ちの変化はありますか。

綾人・颯人・嘉人「ありますねー!」

颯人「すごいシンクロしちゃった(笑)」

嘉人「テンションは上がります。もともとアーティストをやりたくて、今の事務所に入った経緯もあるので」

綾人「(アーティストに)憧れていました」

嘉人「『俺ら、アーティストだぜ!』と言って、みんなで盛り上がっています(笑)」

綾人「『アーティスト』という肩書きになったことで、プロとしてダンスや歌のパフォーマンスを皆さんに届けないといけないので、さらに緊張感が増しました」

颯人「アクロバットはすごく自信を持ってパフォーマンスできるけど、歌は最初の頃は3人とも自信がなくて……(苦笑)。自信を付けていくまでにすごく時間もかかりましたし、歌がパフォーマンスの中に入ってくると、より繊細な調整が必要になってくるので、今も試行錯誤しながらメジャーデビューに向けて頑張っています」

「ダンスのシンクロが僕たちの武器」と語った【写真:増田美咲】
「ダンスのシンクロが僕たちの武器」と語った【写真:増田美咲】

新曲『DAISUKI』の“阿修羅ダンス”は必見

――歌いながら激しいパフォーマンスをするのはやはり難しいですか。

颯人「難しいです。でも、せっかくメジャーデビューのチャンスをいただいたので、ダンスも歌も全国レベルでやりたいなと思っています」

綾人「いつも揉め合いながらですけど(笑)、3人ストイックに練習に励んで、何回も何回も通したりしています」

嘉人「ダンスのシンクロが僕たちの武器だと思うので、手の角度に関しても『ちょっと斜め上だぞ』、『何センチ高いぞ』みたに細部までそろえたり、歌声もピッチ感が合わない時があるので『それブレてるぞ』と指摘し合っています。客観的に見れる2人(綾人・颯人)が近くにいてくれるのがうれしいし、僕たちのいいところでもあるのかなと思います」

綾人「嘉人は歌唱が一番安定していて、歌の面でたくさんアドバイスをくれます。見せ方へのこだわりが強いので、いつもパフォーマンスを引っ張ってくれています」

颯人「三男なんですけど、嘉人はリーダー的存在です」

――メジャーデビューシングルの『DAISUKI』の見どころは。

綾人「『DAISUKI』は、まずカッコよくバチバチに決まったダンスとアクロバット、一転して歌詞はすごく面白いというギャップがポイントだと思います。ぜひ、いろんな気持ちで、ドキドキしながら見たり聴いていただきたいです」

颯人「日本だけではなく、(韓国語の)サランヘヨ、(英語の)I love you……、世界各国の『大好き』が詰まっている楽曲になっています。今、僕たちはTikTokも頑張っているので、世界中に届けたいです」

嘉人「僕たちの真骨頂でもあるアクロバットもたくさん入れてるのでそこにも注目していただきたいし、振付師の方と一緒にこだわって作り上げたダンスもキャッチーで面白くてカッコいい部分が満載になっています」

綾人「“阿修羅ダンス”がまさに!」

嘉人「間奏で披露していたシンクロダンスに対して、ファンの方から『阿修羅みたい』というコメントをSNSでたくさんいただきました。『確かに阿修羅っぽいし、“阿修羅ダンス”は面白いんじゃないか』という話になって、振付師さんと相談して阿修羅ダンスをやることになりました」

綾人「ファンの皆さんのコメントを参考にしながら進化させていくとなると、ファンの皆さんも僕たち自身も楽しめる。お互いに楽しめる感じがすごくいいなと思っています」

――“阿修羅ダンス”は7月のリリースイベントで披露していますが、その反響は。

綾人「『キャー!』と盛り上がってくださって、『カッコよかった』という声をたくさんいただきました」

颯人「『これは三兄弟にしかできないダンスだね』と言っていただけて、すごくうれしかったです」

嘉人「首の角度(の調整)が細かいんです」

綾人「3人がちょうどきれいに顔が見えるようにとか、三つ子を生かしたミリ単位での角度の合わせ方はぜひ観ていただきたいです。あと、音の取り方がかなり細かくて、手で取るだけじゃなくて顔でも音を取っています」

颯人「(重なっているところから)出てきたと思ったら顔も一緒だから、不思議な感覚になるはずです(笑)。普通に阿修羅をやったら仮面を被ったりだと思うんですけど、僕たちはそれをリアルにできてしまうのがこの阿修羅ダンスのすごさだと思います」

嘉人「動きのシンクロもありながら、3人ともそっくりだから顔ができるという(笑)」

“アクロバット歌謡”で紅白を目指す【写真:増田美咲】
“アクロバット歌謡”で紅白を目指す【写真:増田美咲】

目指すは「歌謡チャート1位」

――佐藤三兄弟が目指すアーティスト像は。

綾人「少年隊さんをすごくリスペクトしていて、目標としています。アクロバット歌謡と僕たちは言っているんですけど、あんな風に踊れて歌えてカッコいいアーティストになれるように、3人で頑張っていきたいです」

颯人「三つ子だからと言われがちなんですけど、僕たちはそこに頼りたくない気持ちがあります。ずっと人生をかけて磨いてきたアクロバットはもちろん、今頑張っている歌やダンスで憧れられるアーティストになりたいです」

――「三つ子だから」と簡単に片づけられるのは悔しさもある、と。

颯人「言われ慣れてはいますけど、元スポーツ選手としては悔しい気持ちは少なからずあります。プライドというか、『パフォーマンスすごかったね!』と言われたいです」

――メジャーデビュー後の目標は。

嘉人「今は歌謡チャート1位を目指しています。そして、紅白(歌合戦)を目指して頑張っていきたい。会場で言うと、日本武道館も埋めたいという夢もあります。その夢に向かって、3人で協力して頑張っていきたいです」

颯人「今年はたくさんの歌番組に出て、来年に紅白に出て、僕たちのアクロバット歌謡でお茶の間を盛り上げたいです!」

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

綾人「いつも応援ありがとうございます。僕たち三兄弟、メジャーデビューということで、新しい一歩を踏み出します。皆さんにも幸せをたくさん届けられるように頑張りますので、一緒についてきてください!」

颯人「今回メジャーデビューさせていただけるということで、『DAISUKI』は本当にすてきで、皆さんと楽しめる、世界に愛される楽曲になっています。ぜひたくさん聴いていただけたらうれしいです」

嘉人「綾人と颯人が大体言ったので、僕はシンプルに『本当に皆さん、大好きです!』。ぜひ『DAISUKI』も聴いてください!」

綾人・颯人「まとめ上手!」

□佐藤三兄弟(さとうさんきょうだい)1998年6月1日、宮城県出身。長男・綾人、次男・颯人、三男・嘉人からなる、SNS総フォロワー数320万人を誇る一卵性三つ子のパフォーマー。10代から打ち込んできた男子新体操をベースに、一卵性ならではの「シンクロアクロバット」を武器とする。その清潔感と発信力から公的活動も多く、タイ観光大使(22年)、厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター(24年)、出身地である宮城県白石市観光大使(26年)を歴任。現在はアジア圏を中心とした海外でのパフォーマンス活動にも注力しており、世界を視野に入れた次世代のアーティストとして注目を集めている。

次のページへ (2/4) 【動画】佐藤三兄弟、三つ子ならではのシンクロ率抜群“阿修羅ダンス”
1 2 3 4
あなたの“気になる”を教えてください