話題の美女戦士・ぱんちゃん璃奈、SNSのアンチコメントに発奮「ダウンを取って勝つ」

8日の「REBELS.67」(東京・後楽園ホール)のメインイベントで、元ミネルヴァピン級王者MARI(ナックルズGYM)と対戦するREBELS-BLACK 女子46キロ級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が主催者インタビューに答えた。

ぱんちゃん璃奈【撮影:茂田浩司】
ぱんちゃん璃奈【撮影:茂田浩司】

デビュー1年半で8連勝、王座獲得

 8日の「REBELS.67」(東京・後楽園ホール)のメインイベントで、元ミネルヴァピン級王者MARI(ナックルズGYM)と対戦するREBELS-BLACK 女子46キロ級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が主催者インタビューに答えた。

 AKB48一期生の最終面接までいき、辞退した過去を持つぱんちゃんは、最強の美女キックボクサーとして話題を集めている。

 王座獲得は8月。デビューから1年半で8連勝をマークして、頂点をつかんだ。

 順調にステップアップしてきたように映るが、本人は毎日毎日が必死で、何とか乗り切ってきたという。

「試合と試合の間の2か月がめちゃめちゃ早くて、毎日ジムと家を往復するだけなので自分の時間は全然ないです(苦笑)。私、めちゃめちゃ理想が高くて、本当に日本の女子軽量級のトップに行きたいので、理想のレベルに全然追いついてなくて。あと、普段は男子選手と練習してるのでスパーリングも大変です。たまに女子選手とスパーリングさせてもらうと、パンチで吹っ飛んでくれたりするのでびっくりします(笑)」と話した。

 王者として、試合に求められるハードルも高くなってきている。

「今年2月の試合までは『勝てばOK』だったと思うんですけど、今、求められるのは『勝って当たり前。KOしなきゃ』ですよね」

 REBELS王者となり、メイド服姿にREBELSのベルトを肩に掛けて、RIZINバンタム級新王者の朝倉海(トライフォース赤坂)扮する「オタクの海ぴょん」と格闘技雑誌の表紙を飾った。

 ここまでは良かったが、インタビューで「RIZINに出たい」と発言すると、SNSにはアンチコメントが急増したという。

「めっちゃコメントが来ました。『女子キックはいらない。RIZINはMMAの団体だから』とか。『KOがない選手は観たくない』『RIZINに出てもどうせ倒せない。塩試合』って(苦笑)。落ち込みましたね」

 とはいえ、夢は諦めていない。大舞台に上がるためにも、王者として初戦となる今度の試合が重要だとぱんちゃんは考えている。

「次の試合はしっかりとした内容を見せたいって思ってます。相手も元チャンピオンなので、いきなりKOとかは思ってなくて、明確な差を付けて勝つ。ダウン、取りたいです。ダウンを取って勝つのが目標ですね」と、意気込んだ。

 ぱんちゃんは、1994年3月17日、大阪府豊中市出身。2019年2月、「パンクラス・レベルス・リング」の地上波ゴールデンタイム生中継でデビュー。同年8月の「KNOCK OUT」では山手線巨大広告に登場し、「ヤングアニマル」でグラビアデビュー。今年5月に「ぱんチャンネル」をスタートしてYouTuberに。最近では、アップアップガールズ(仮)と真剣勝負、さまぁ~ずチャンネル出演と、多方面で活躍中。身長164センチ。戦績:8戦全勝(1KO)

次のページへ (2/2) 【写真】ぱんちゃん璃奈の全身ショット
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