直木賞作家・東野圭吾さん、大腸がんのため死去 68歳 最新作は8月5日刊行予定…国内累計発行部数1億超え

小説家の東野圭吾さんが23日、大腸がんのため亡くなっていたことが分かった。68歳だった。27日、講談社が公式サイトで発表した。

 東野圭吾さん(2014年撮影)【写真:産経新聞社】
東野圭吾さん(2014年撮影)【写真:産経新聞社】

講談社が発表「葬儀は家族葬にて」 06年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞

 小説家の東野圭吾さんが23日、大腸がんのため亡くなっていたことが分かった。68歳だった。27日、講談社が公式サイトで発表した。

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「東野圭吾さん ご逝去のお知らせ」とした文書を公式サイトに掲載。「作家・東野圭吾さんが、7月23日未明、大腸がんのため逝去されました。享年68。葬儀は家族葬にて執り行われました。ここに、謹んで哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます」と報告した。

「ご家族への取材等はお控えくださいますようお願い申し上げます。恐縮ながら、お香典、お花・弔電は辞退させていただいております。今後のお別れの会実施等の詳細は、決まり次第お知らせいたします」と伝えた。

 その上で、「東野圭吾さんのご著書は1985年9月刊行のデビュー作『放課後』(講談社)から、2026年8月5日刊行予定の最新刊『永遠の記憶』(文藝春秋)を含めて106冊(共著をのぞく)を数えます。生み出された物語はたくさんの読者を魅了し続けることと思います。これからも、東野さんの小説をお楽しみください」と呼びかけている。

 東野さんは1958年2月4日、大阪府生まれ。大阪府立大電気工学科卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、12年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で第7回中央公論文芸賞、13年『夢幻花』で第26回柴田錬三郎賞、14年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞、2019年に第1回野間出版文化賞、23年に第71回菊地寛賞、24年に日本ミステリー文学大賞を受賞。

 また、23年には紫綬褒章を受章。09年から13年には日本推理作家協会の理事長も務めた。23年には著作が100冊に到達し、同時期に国内累計発行部数1億部突破も達成。現在の国内発行部数はおよそ1億900万部。著作は41の国と地域で出版されている。

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