青木真也は「不安がすごかった」 DEEP佐伯代表が明かすRIZIN会見控室での姿「昔をみんな忘れていく」

今月20日に行われた「超RIZIN.5」(9月10日・大阪・京セラドーム大阪)の対戦カード発表会見で、「朝倉未来 vs 青木真也」というビッグマッチが発表された。JMMA総大将・青木の11年ぶりの帰還をDEEP・佐伯繁代表はどう見たのか。会見当日の控室での様子や、このカードが持つ意味について語った。

11年ぶりにRIZINファンの前に登場した瞬間の青木真也【写真:小林靖】
11年ぶりにRIZINファンの前に登場した瞬間の青木真也【写真:小林靖】

「朝倉未来 vs 青木真也」が今月20日に発表

 今月20日に行われた「超RIZIN.5」(9月10日・大阪・京セラドーム大阪)の対戦カード発表会見で、「朝倉未来 vs 青木真也」というビッグマッチが発表された。JMMA総大将・青木の11年ぶりの帰還をDEEP・佐伯繁代表はどう見たのか。会見当日の控室での様子や、このカードが持つ意味について語った。(取材・文=島田将斗)


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 格闘技界を長く見てきた佐伯代表は、今回の対戦カード決定について、朝倉未来の視点から次のように分析した。

「未来自体が自分のタイミングとか対戦相手を決めた時に、いろいろと考えながらやってるんだなってすごく感じるよね。ここで青木を選ぶ、青木とやるっていうことは、立ち位置的なことも含めてだし。普通に考えて今、未来の次の相手を誰が見たい? 平本蓮を抜いた時にいないじゃない。ぶっちゃけて言うと『絶対負けられない試合』って考えたときにタイミングだったと思うね」

 さらに、「厳しい言い方すると、あと1年、2年早かったらスペシャルだったね」と率直な印象を語りつつ、会見で見せた青木の変化に言及した。「青木のいまの振る舞いを見てると、この間の会見を見ても“青木節”じゃなかったじゃん。ちょっと大人になったのか、なんなのかなって部分を感じるし……」と、鋭い発言のなかったベテランの姿に思いを巡らせた。

会見前の控室で一緒だったという佐伯繁代表【写真:増田美咲】
会見前の控室で一緒だったという佐伯繁代表【写真:増田美咲】

「あの年になって需要があるっていいことだよね」

 会見で“青木節”が見られなかった理由について、佐伯代表は会見前の控室での青木の様子をこう明かす。

「青木がやっぱりどこかで言ってたように、自分が今のタイミングでRIZINに受け入れられるのか、今のファンに受け入れてもらえるのかを心配してたの。絶対そうなのよ。それがいざ発表になって、会場に入ったときに歓声があって、彼なりに感じるものあったと思う。だから“青木節”できなかったとも思う」

 さらに「控室も一緒だったんだけど、不安がすごかったみたい。やっぱり、古い人間だから。もう昔のファイターって、今のファンは知らないじゃん。特に今のRIZINファンって新しいファン多いじゃないですか。昔の時代をみんな忘れていくじゃん。不安だったと思うよ」と慮った。

 団体は違ったものの、長年青木を見守ってきたからこそ、今回のRIZIN参戦の一連の経緯をどこか喜んでいるようにも映った。「ここ最近YouTuberとしての青木だったじゃん。それをもう一回、ファイターとして世間にアピールできる。あの年になって需要があるっていうことはいいことだよね」と目を細めた。

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