『あぶない刑事』に憧れてどっぷりハマった名車 日産レパードの魅力…愛車で広がった「人とのつながり」

歴史を刻んだ名モデルが、いぶし銀の輝きを放った。テレビドラマ「あぶない刑事」シリーズの劇用車として使われたことでも知られる日産レパード。そんな名車への“愛”を募らせるオーナーたちが魅力を語り合った。「やっぱり、かっこいい」。笑顔と情熱があふれている。

F31レパードの魅力があふれる【写真:ENCOUNT編集部】
F31レパードの魅力があふれる【写真:ENCOUNT編集部】

F31レパードは発売40周年を迎えた

 歴史を刻んだ名モデルが、いぶし銀の輝きを放った。テレビドラマ「あぶない刑事」シリーズの劇用車として使われたことでも知られる日産レパード。そんな名車への“愛”を募らせるオーナーたちが魅力を語り合った。「やっぱり、かっこいい」。笑顔と情熱があふれている。

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 レパードの“2代目”として、1986年に登場したF31型(92年に販売終了)。このF31レパードの発売40周年を記念して、愛好家有志が「F31レパード 40th MTG実行委員会」を結成。メモリアルイヤーに複数のイベントを企画している。今年5月には千葉市内で「F31レパード発売40周年記念 スペシャルミーティング in 千葉」と銘打って開催し、約50台が集まる盛り上がりを見せた。

 実行委員会の代表・田中賢太さんは現在36歳。小学生の時に映画「またまたあぶない刑事」のビデオを見たことによって、F31レパードにハマった。なんと、中学生の頃からオーナーズクラブの集まりに顔を出すようになったという筋金入りだ。

 19歳の時に1988年式のレパード(グレード:アルティマグランドセレクション)を購入した。2016年に公開された映画「さらば あぶない刑事」、24年公開の「帰ってきた あぶない刑事」ではエキストラとして出演、大ファンの柴田恭兵、舘ひろしと“対面”した経験を持つ。愛車はゴールドのツートンカラーが自慢の1台だ。

 節目の年に、レパード乗りたちの心が動いた。仲間のつてやSNS告知で参加者を集めた“手作り”のミーティングは大成功に終わった。田中さんは「遠いところでは青森から来たオーナーさん、カーミーティングに初めて参加するというオーナーさんもいました。この車を降りた方もいたと思います。こうした中で皆さんに集まっていただき、『よかった』と言っていただき、本当にうれしかったです」。感慨深げに振り返る。

千葉で開催のスペシャルミーティングは大成功となった【写真:F31レパード 40th MTG実行委員会提供】
千葉で開催のスペシャルミーティングは大成功となった【写真:F31レパード 40th MTG実行委員会提供】

「仲間とわいわい楽しく」

 今月中旬、田中さんら5人のF31レパードオーナーたちが、“プチミーティング”で顔を合わせた。普段からツーリングや「あぶない刑事」のロケ地巡りを行うなど、交流を楽しんでいる。

 大杉高久さんは87年式(グレード:XJ-II)のレパードに乗り始めて、今年7月で10年を迎えた。「白単色の純正5速」を維持している。「R31スカイラインを探していて、たまたまレパードを見て、『これ、面白いんじゃないか』と思ったのがきっかけです。ちょっとだけ自分なりのカスタムを加えて楽しんでいます。ひと言でかっこいい。それがレパードの魅力ですね」。個性を愛車で表現している。

 88年式(グレード:XS)のレパードに乗って8年の中込和幸さん。小中学校時代に「あぶない刑事」を見て、憧れを深めていった。「レンタルビデオを借りて、レパードの登場シーンになると、ビデオを止めて、車だけ見ていました(笑)。実際に乗るようになって、一番よかったことは、人のつながりが広がったことです。レパードのミーティングで岡山や岐阜に行って、いろいろな人と話ができて、仲間と会うことができる。修理や部品の相談もできて助かっています」。

 オーナーたちの親睦を深めるイベントはこれからも実施を検討していくという。肩の力を抜いた気軽なオフ会を含めて、仲間たちとの“絆”を大事に――。田中さんは「もし1人でレパードに乗っていたら、もう降りていたかもしれません。仲間とわいわい楽しく乗れる。レパードは仲間を呼ぶクルマだと思っています」と実感を込めた。

次のページへ (2/2) 【写真】発売40周年を迎えた名モデル、実際の光景
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