トイレに詰め込まれたまさかの異物、撤去に数十万円 卑劣行為に怒り「理解できない」、被害者ぼう然
東京・高円寺のライブハウスで、トイレに大量の異物が詰められる事案が発生、物議を呼んでいる。トイレの奥から出てきた異物に、ネット上では「うっかり落としたレベルじゃない」「明らかに確信犯」と批判の声が殺到している。いったい何があったのか。SNSで被害を報告したライブハウスの担当者に詳しい話を聞いた。

業者による撤去作業は一度で終わらず、修理費用は数十万円に
東京・高円寺のライブハウスで、トイレに大量の異物が詰められる事案が発生、物議を呼んでいる。トイレの奥から出てきた異物に、ネット上では「うっかり落としたレベルじゃない」「明らかに確信犯」と批判の声が殺到している。いったい何があったのか。SNSで被害を報告したライブハウスの担当者に詳しい話を聞いた。
「常識的に考えて、明らかにこれはトイレに流すものではありません。撤去修理には費用もかかっております。心当たりのある方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお願いいたします」
今月26日、轟音ライブで知られるライブハウス「二万電圧」が公開した写真には、床一面に並べられた大量の“異物”が収められている。青い布状の異物の正体は、車の拭き上げなどで使われる不織布を原料にしたペーパーウエスとみられている。
続く投稿では「ライブハウスは決して余裕のある運営ではなく、このようなトラブルはお店にとって大きな負担になります。楽しいイベントの裏で、このようなことが起きてしまうのは本当に残念です。本来であれば改めてお願いするまでもないことですが、トイレには本来流して良いもの以外は絶対に流さないよう、ご協力をお願いいたします」と注意喚起の言葉がつづられている。
ネット上では「トイレットペーパーと間違えるはずのないサイズですし、これをトイレに押し込んだ神経が理解できません」「これは酷すぎます…。うっかり落としたレベルではなく、明らかに悪意を持って流していますよね」「水に溶けないどころか、引っ張っても破れないほど頑丈なやつなので、トイレに流したら一発でアウトなのは分かるはず。確信犯だと思うので、泣き寝入りせずに毅然とした対応をとってほしいです」「こんな事するならもう防犯カメラトイレに設置するしかねえだろ」とさまざまな反応が寄せられている。
今回、被害のあった二万電圧は、2009年に火災で閉店した「高円寺20000V」の流れをくみ、10年から東高円寺で営業しているライブハウス。「自由に表現できる場所」をコンセプトに、パンクやハードコア、ノイズ、ヴィジュアル系、オルタナティブなど、アンダーグラウンドシーンを中心に、多様なジャンルのライブを日々開催している。
異物混入について、二万電圧の担当者は「営業中、トイレが正常に流れなくなり、業者による点検・修理を行った結果、トイレットペーパー以外の異物が詰まっていることが判明しました。あまりに量が多く、一度では取り切れなかったため、翌日もう一度来てもらい2度撤去作業をお願いする形になりました」と経緯を説明。
「その日は営業にも影響が出てしまい、2度の出張修理だけでも費用は数十万円に上りました。ライブハウスは決して余裕のある業界ではないため、このような想定外の出費や営業への支障は小さくありません」と影響の大きさを口にする。
今回の投稿については「正直なところ、『トイレが詰まった』という事実以上に、『その先で誰かが困ることを想像できなかった人がいた』ということに残念な気持ちになりました。目的は、犯人探しや誰かを責めることではなく、『ライブハウスは多くの人が共有している場所である』ということをあらためて知っていただきたかったからです」と担当者。反響は予想以上に大きく、ライブハウス関係者だけでなく、飲食店や商業施設など、同じような経験をした人から多くの共感の声が寄せられたという。
「我々のような小さなライブハウスは出演者、お客様、スタッフ全員で作る場所です。ほんの少しの思いやりがあれば防げることもたくさんあります。ライブハウスに限らず、公共の設備や共有スペースを利用する際のマナーについて考えるきっかけになれば幸いです」
今後は店内での注意喚起を継続、あらためてマナー周知を図っていくとしている。
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