【逆賊の幕臣】ふかわりょうが大河初出演 13代将軍・徳川家定役「人生、わからないもの」

俳優・松坂桃李が主演を務める2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の新たな出演者6人が、23日に発表された。大河ドラマ初出演のふかわりょうが江戸幕府13代将軍・徳川家定、同じく初出演の神尾楓珠が14代将軍・徳川家茂、同じく初出演の岩田剛典が老中・阿部正弘を演じる。また、12代将軍・徳川家慶を宅麻伸、南町奉行・鳥居耀蔵を北村一輝、9代水戸藩主・徳川斉昭を柄本明が演じる。作品は日本初の遣米使節として海を渡り、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗忠順を描く。

ふかわりょう【写真:(C)NHK】
ふかわりょう【写真:(C)NHK】

新たな出演者発表…将軍や老中、奉行、大名など江戸城に登場する6人

 俳優・松坂桃李が主演を務める2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の新たな出演者6人が、23日に発表された。大河ドラマ初出演のふかわりょうが江戸幕府13代将軍・徳川家定、同じく初出演の神尾楓珠が14代将軍・徳川家茂、同じく初出演の岩田剛典が老中・阿部正弘を演じる。また、12代将軍・徳川家慶を宅麻伸、南町奉行・鳥居耀蔵を北村一輝、9代水戸藩主・徳川斉昭を柄本明が演じる。作品は日本初の遣米使節として海を渡り、新しい国のかたちをデザインした江戸幕府の天才・小栗忠順を描く。


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 家定を演じるふかわは「すぐに両親に報告すると、電話越しに喜びの声が聞こえてきました。これほどの親孝行はありません。『大河ドラマ』という、由緒ある舞台から声を掛けていただき、非常に感謝しています。芸能界で長らく活動していながら、私が足を運ぶ場所ではないと思っていたので、人生、わからないものです。歳を重ねると、こんな素敵なご褒美をいただけるとは。13代将軍・徳川家定。日米修好通商条約締結という難局に直面し、不審死を遂げた悲劇の将軍。きっと井伊直弼とのやりとりもあるのでしょう。私にその大役が務まるのか不安もありますが、人間性の部分で重なるところもあり、今は期待に胸を膨らませています。用心深く、一癖ある将軍をお茶の間にお届けできればと思います」とコメントした。

【徳川家定メモ】ペリー来航直後の大混乱期において、父・家慶の急死により将軍に就任。しかし病弱で内向的な家定は、周囲から「将軍の器にあらず」と噂され、お飾りとして扱われ続ける。さらに子がなかったことから、本人の意思とは無関係に次期将軍をめぐる対立が激化。孤独な家定に寄り添ったのが、不遇の時代を長く過ごした彦根藩主・井伊直弼であった。国内外の問題が山積し政争がエスカレートする中、家定はのちの家茂を継嗣(けいし)と定め、井伊を電撃的に大老に任命する。

 家茂を演じる神尾は「この度、徳川家茂を演じさせていただくことになりました。大河ドラマに出演するのは今回が初めてという中で将軍の役をいただき、うれしさと同時に、大きなプレッシャーも感じています。この作品では、これまであまり描かれることのなかった幕末の裏側をフィーチャーしており、とても興味深い内容で、台本も楽しく読ませていただいております。現時点でもらっている台本では、まだ家茂の出演シーンは少なく、この先どのような描かれ方をするのか楽しみです。大きな転換期を迎える時代の中で若くして将軍となった家茂の覚悟や葛藤を丁寧に演じたいと思います」とコメントした。

宅麻伸は8作目の大河出演

【徳川家茂メモ】将軍後継者争いにおいて一橋慶喜の対抗馬となり、本人たちをよそに熾烈な政争が繰り広げられた結果、13歳で将軍となる。攘夷テロが横行し幕府の権威が失墜したため、孝明天皇の妹である和宮と政略結婚するが、 開国を進めざるをえない幕府と鎖国に戻したい朝廷の思惑はどんどんずれていく。ついには朝廷の求めに逆らえず229年ぶりの将軍上洛を敢行。将軍後見職となった慶喜とともに京都で人質状態となる。小栗ら江戸の幕臣たちは、将軍奪還のための実力行使を計画する。

 阿部正弘を演じる岩田は「初の大河ドラマ出演に身の引き締まる思いです。僕は幕末の激動の変革期の舵取りを任された若き宰相、阿部正弘を演じさせていただきます。来年の大河“逆賊の幕臣” 皆様にお届けできる日が楽しみです」とコメントした。

【阿部正弘メモ】飢饉や異国船の来航があいつぐ中、数えで27という若さで幕政のトップ・老中首座に躍り出た備後福山藩主。阿部は薩摩の島津斉彬ら有力大名とも気脈を通じ、海防に長けた水戸の徳川斉昭を相談役とするなど、幕府内外と連携しながら国難を乗り切ろうとする。事前に入手した情報どおりにペリーが来航すると、国内のパニックをいかに抑えて戦を避けるか、待ったなしの状態に。「皆の声を聞く」という新しい手法で幕政に風穴を開けるが、それは幕府崩壊の序曲でもあった。

 一方、徳川家慶を演じる宅麻は大河8作目の出演。「私は今まで7本の大河ドラマに出演させて頂きましたが、『徳川家康』では家康の嫡男・松平信康、知略と武勇に優れた悲劇の武将を演じさせて頂き心の底から涙しました。『独眼竜政宗』では徳川家光…、そして今回『逆賊の幕臣』で徳川家慶を演じさせて頂きます。何やら徳川家の苦難、安定、終焉に携わる…役者としてうれしく思います。そのためにも徳川家慶、後悔無いよう演じたいと思います」とコメントした。

 鳥居耀蔵を演じる北村は大河4作目の出演。「鳥居耀蔵は、今回の『逆賊の幕臣』において、滅びゆく幕府側を象徴する人物として描かれています。“妖怪”的存在としてだけではなく、幕府を守ろうとした側の論理や、彼なりの正義を表現することで歴史を複眼的に伝えることができればと思っております」とコメントした。

 徳川斉昭を演じる柄本は大河6作目の出演。「大河に出させていただきうれしく思っております。安達奈緒子さんの脚本は何本かやらせていただいており、今回も安達さんの脚本ができ上がるのが楽しみです。共演者のみなさまと楽しく撮影できますとうれしいです。よろしくお願いします」とコメントした。

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