THE RAMPAGE・川村壱馬、『スター・ウォーズ』から受けた影響「自分の感性として使いたい」 ファンやメンバーと“絆”を感じた瞬間とは
7年ぶりのシリーズ劇場公開作となる映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が大ヒット公開中だ。“スター・ウォーズ熱”が高まる中、ENCOUNTでは芸能界の『スター・ウォーズ』ファンにインタビューを敢行。第4回では、第3回に続きダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの川村壱馬に、シリーズから受けた影響のほか、メンバーやファンとの“絆”について聞いた。

『スター・ウォーズ』から受けた影響「自分の感性として使っていきたい」
7年ぶりのシリーズ劇場公開作となる映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が大ヒット公開中だ。“スター・ウォーズ熱”が高まる中、ENCOUNTでは芸能界の『スター・ウォーズ』ファンにインタビューを敢行。第4回では、第3回に続きダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの川村壱馬に、シリーズから受けた影響のほか、メンバーやファンとの“絆”について聞いた。(取材・文=猪俣創平)
物心がつく前からシリーズに触れてきた川村。アーティストとしても『スター・ウォーズ』から受けた影響は大きいという。
「自分の音楽とか世界観の中で、インスピレーションとしてめちゃくちゃ強いものが残っていますね。服装とか、ステージに立った時のたたずまいも、意外と『スター・ウォーズ』の中の動きとか、キャラクターのイメージみたいなものを自分にパッと降ろしている時も多いです。衣装で言えば、マントを着るとジェダイを想像しちゃうんですよ。だからちょっとテンションが上がるというか、長い丈のものとか着ると『おっ!』ってなるんですよね。普通のスーツとか着てても思いますし、私服でも同じです」
THE RAMPAGEでボーカルを務め、2025年1月には「零」名義でソロデビューを果たした。楽曲制作でも『スター・ウォーズ』から着想を得ているといい、「だからこそ、同世代の方と音楽の方向性もかぶらないのかなって思います」と、自らのアイデンティティとのつながりを明かす。
「僕はヒップホップやラップがすごく好きなんですけど、その音楽の方向性の軸がある中に、『スター・ウォーズ』の世界観を持ってきてミックスさせることが、僕はすごく面白いと思っています。音楽に限らず、ジャンルにとらわれなくていいと思っているので、そういうのをどんどん自分の感性として使っていきたいと思っています」
そんな川村は現在、アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 “(R)MPG”」で全国を回っている。インタビューは、2日間の神奈川公演が終わった翌日だったものの、疲れを感じさせず、映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』公開前日というタイミングも重なり、穏やかな口調の中にも前向きな熱がにじんでいた。
本作では、「我らの道」の教義を守る伝説の賞金稼ぎ・マンダロリアンと、強大なフォースの力を持つグローグーの父子を超えた絆が描かれる。その関係性にちなみ、メンバーやファンとの“絆”を感じた瞬間を尋ねると、まずはファンへの思いをかみしめるように語った。
「半年近く休んでいて、自分の中では戻るという選択肢もすぐには持てない状態というか、擦り減っていたんですね。でも、いろんな人たちの助けもあって戻る決断をしました。(活動再開後)一発目のライブが(5月)13日の大阪城ホールだったんですけど、ステージに立った時、あの第一声の後の……人生で一番大きな歓声を聞いたかもしれないです。あれは一生忘れないし、みんなの愛を感じました。『みんな、待っていてくれてありがとう』と、胸にくるものがありました」

譲れない「我らの道」は「全部に意味を持っておきたい」
さらに「最近のライブはどの会場も歓声がすごくて、ファンの方と一体になっている感覚が強いんですよ」とステージで感じた変化を口にすると、「僕なしでツアーをやってくれたメンバーがここまでつないでくれたことへの絆も感じました」と、仲間への思いも明かした。
「おとといも昨日も、メンバーがステージ上ですごくアイコンタクトして、声も掛け合って、『ウェーイ!』ってぶち上がっていて、そこでも絆を感じました。だから、活動休止する前よりもかなり濃い時間をここ1週間で過ごしています。自分がファンの方に『ありがとう』という気持ちをより集中して、ファンとの一体感も感じやすくなっています。最近は“絆”がすごく身近なテーマですね」としみじみと話した。
最後に、川村にとっての「我らの道(This is the way)」といえるこだわりを聞くと、「昔から、全部に意味を持っておきたいところがあります。何をやるにしても目標がないと頑張れないというか。結局、何かに向かっていたいんでしょうね」と言葉を選びながら、その真意を説明した。
「仕事でもそうです。たとえば、僕はスポーツでいえば野球が好きなタイプで、メンバーにはバスケが好きな人もいるんですけど、たまたま僕にバスケの仕事のオファーが来たとします。ものすごい熱量でお願いされたとしても、自分は受けない選択をするかもしれません。バスケ好きの他のメンバーの方が熱量も高く仕事に向き合えますし、僕が熱量を高く受けられないから失礼だとも思います。だから、自分がその仕事をやる意味を持っておきたくて、常に100%で何かをやりたいんですよね」
一つ一つの質問に真摯(しんし)に向き合い、胸の内にある思いを確かめるように話す姿が印象的だ。「自分自身の愛情がちゃんと伴っている行動をしていたいです。これが“This is the way”です」と言って、ふっと表情が緩んだ。その笑顔には、再び歩き出した今の充実感がにじんでいた。
□川村壱馬(かわむら・かずま)1997年1月7日、大阪府出身。THE RAMPAGEのボーカルの1人。2014年、「VOCAL BATTLE AUDITION 4」にて候補メンバーとして選出され、同年9月の武者修行ファイナルを経て正式メンバーとなる。17年1月、1stシングル『Lightning』でメジャーデビュー。18年からは演技にも挑戦し、映画『HiGH&LOW THE WORST』(19年)、『HiGH&LOW THE WORST X』(22年)、ABCテレビ・テレビ朝日系連続ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(23年)などに出演。25年1月には「零(読み:レイ)」としてソロデビューを果たした。
猪俣創平
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