A.B.C-Zの戸塚祥太、ピース又吉&詩人・黒川隆介氏から「かなり刺激」 大切にする言葉に「中畑清さん以来」と共演者ツッコミ

A.B.C-Zの戸塚祥太が18日、都内で行われた「朗読会『葉葉葉』-裸足であがる-」の合同取材会に、詩人の黒川隆介氏、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹と共に出席。同舞台への思いを語った。

合同取材会に登場した黒川隆介氏、A.B.C-Zの戸塚祥太、ピースの又吉直樹(左から)【写真:ENCOUNT編集部】
合同取材会に登場した黒川隆介氏、A.B.C-Zの戸塚祥太、ピースの又吉直樹(左から)【写真:ENCOUNT編集部】

副題「裸足であがる」は戸塚から誕生「等身大でいくぞという気持ち」

 A.B.C-Zの戸塚祥太が18日、都内で行われた「朗読会『葉葉葉』-裸足であがる-」の合同取材会に、詩人の黒川隆介氏、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹と共に出席。同舞台への思いを語った。

『葉葉葉』は、異なるフィールドで「言葉」をつづってきた戸塚、黒川、又吉が、作・演出・出演を担う朗読会シリーズ。2025年10月に第1回公演「『葉葉葉』-わたしはあなたか-」を上演し、「言葉と認知」をテーマに、3人による書き下ろしの詩の朗読や、戸塚による身体表現などのオリジナル演目で構成されたステージを届けた。

 第2回となる今回は、「裸足であがる」を副題に掲げる。3人による書き下ろし作品の朗読に加え、即興性のある新たなオリジナル演目も予定。詩の朗読にとどまらず、身体表現、即興創作、演奏などを交えながら、“言葉”を主軸に、怒り、哀愁、笑いまでを含んだ多様な表現で構成される朗読会となる。

 戸塚は、ドラマ出演やソロライブなど俳優・アーティストとして幅広く活動する一方、雑誌連載や楽曲の作詞など、言葉を用いた表現にも取り組んできた。黒川は、昨年6月に初の商業出版詩集『生まれ変わるのが死んでからでは遅すぎる』を刊行した詩人。又吉は、小説『火花』で第153回芥川賞を受賞し、今年1月には6年ぶりの長編小説『生きとるわ』を発売するなど、文学の領域でも活動を続けている。

 3人はプライベートでも親交が深く、全員が「言葉」をつづる表現者であることから同シリーズをスタートさせた。昨年の第1回公演を経て感じたことを問われた戸塚は「この3人が同じステージに立つこと自体がまずないこと。あり得ないというか、それくらい特別なことだと思っています」と力を込めた。

 続けて「その絵を見られるのが貴重な時間だなと思いますし、僕自身もその時間を体験することが特別」と実感を吐露。決め込んだ演目がありながらも、日ごとの変化があるといい「言葉だったり、その日のお客さんとの関係性だったり、日々変化していることにぐっときますね」と語った。

 今回の副題「裸足であがる」は、3人の何げない会話から生まれた。又吉によると、副題を決める期限が迫る中、黒川と会うタイミングで戸塚にも声をかけたという。又吉は「冬だったんですが、祥太さんが裸足であることに黒川さんが気づいて、『なんで裸足なの?』みたいなところからですね」と説明。今回の副題は、ここから着想を得て誕生したとのことで、黒川は「『裸足か』って拾って。人の文化に土足であがるみたいな、いわゆる慣用句もありますし、言葉のイベントなので」と経緯を明かした。

 戸塚はこの言葉の印象を「飾らない良さというか、等身大でいくぞという気持ちもありますね」と口にし、「お客さんも肩肘張らずに、リラックスして来ていただいて大丈夫ですよと思っています」と呼びかけた。

 この日は、『葉葉葉』を通して互いに刺激を受けた部分について語る場面もあった。戸塚は「常に作り続けていること」と即答。「2人の視点は僕にはないものですし、毎度驚きと発見があります」と言い、「とんでもないスパンで作品を生み出し続けている。1年に1本くらいの熱量を込めたものを、日々作っているというのがすごい。かなり刺激です」と背筋を伸ばした。

 また、同作の内容にちなみ、普段から大切にしている言葉についても問われていた。戸塚は「自分で自分に発破をかけるとき、最近はよく『絶好調』という言葉を使っています」と回答。又吉は「中畑清さん以来の。『絶好調、戸塚祥太です』って。いいですね」と反応し、場を和ませた。

最後に戸塚は「朗読会に慣れ親しんだ方も、そうでない方も、みんなで一緒に『葉葉葉』ならではの言葉が飛び交う時間を、等身大になって楽しんでいただければと思います」と来場者へメッセージを送った。

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