「全くUFCは視野に入れていなくて…」万智がRTUでまさかの発言「今年の最初はNetflixのバラエティーに出たいなと」

格闘技イベント「ROAD TO UFCシーズン5」DAY2が29日、マカオ・ギャラクシー・アリーナで行われた。第1試合の女子ストロー級トーナメント1回戦では、福田万智(22=フリー)がアネーリャ・トクトゴノヴァ(20=キルギス)に2R・TKO勝ちを収めた。試合後の会見では、自身初となる海外での試合を笑顔で振り返った。

会見に出席した福田万智【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した福田万智【写真:ENCOUNT編集部】

2R・TKO勝利「イメージ通りの試合」

 格闘技イベント「ROAD TO UFCシーズン5」DAY2が29日、マカオ・ギャラクシー・アリーナで行われた。第1試合の女子ストロー級トーナメント1回戦では、福田万智(22=フリー)がアネーリャ・トクトゴノヴァ(20=キルギス)に2R・TKO勝ちを収めた。試合後の会見では、自身初となる海外での試合を笑顔で振り返った。


【PR】世界の公道が舞台…ラリーの最高峰『WRC』をABEMAが全戦無料生中継

 試合は、いとも簡単にテイクダウンを奪い、相手に何もさせることなくパウンドアウトする圧勝劇だった。この日のパフォーマンスについて問われると、「2Rでフィニッシュするのは自分のプランに入れていました。グラウンドコントロールで丁寧に削ってフィニッシュするという、イメージ通りの試合ができて良かったです」と充実感をにじませた。

 初の海外戦ではあったが、現地のファンの歓声もしっかりと耳に届いていたようで、「すごく楽しい気持ちで試合をすることができて良かった」と笑顔を見せた。

 1R終盤、足関節の取り合いになるスリリングに見える場面もあった。しかし万智は、「私は実は“足が極まらないこと”で有名なんですけど」とニヤリと笑い、日本でおなじみの鉄板トークをマカオの地でも展開。「全然極まる気配はなかったので譲ってはいたんですけど、ジャッジの印象的に良くないかなと思って、最後はちょっと体勢を変えました」と、冷静な試合運びを明かした。

 1R終了時、真剣な表情でセコンドの元にに戻った万智に対し、セコンドからは「笑顔で!」という指示が飛んでいた。その理由については「楽しく試合しようということで、スマイルしました」と、リラックスしたチームの雰囲気をうかがわせた。

 今年2月には国内団体「DEEP」で試合を行っている。同団体の佐伯繁代表は「対戦相手を見つけるのが困難なため送り出した」と明かしていているが、今回のトーナメントは、勝ち抜けば世界最高峰・UFCとの契約を勝ち取ることができる大舞台。しかし、大の“RIZINオタク”でもある万智にとって、参戦の経緯は意外なものだったという。

「ちょっと言い方あれなんですけど、全くUFCは視野に入れていなくて。今年の最初は『Netflixのアイドルみたいなバラエティー番組に出たい』と思っていたんです(笑)。そんなことばかり考えていたらRTUのお話をいただいて。自分は日本のストロー級のチャンピオンだから、挑戦してみようと思いました」

 UFC契約に向かう選手たちが、ここまで和やかな会見を行うことは決して多くない。ケージの中では圧倒的な強さを誇る一方、外では天真爛漫なキャラクターで周囲を魅了。さらに海外メディアを前に「Netflixの番組に出たかった」と笑ってのける規格外のメンタルまで発揮した。ひょんなことから始まったRTUへの挑戦だが、このキャラクターで快進撃が続けば、世界が「万智」を放っておかないはずだ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください