市川團十郎、急成長するイケメン新之助に「気に入らない(笑)」 身長も芸も「抜かれた方が諦めがつく」と父の顔

歌舞伎俳優の市川團十郎が29日、東京・歌舞伎座で行われた『七月大歌舞伎』の取材会に出席した。

取材会に出席した市川團十郎【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した市川團十郎【写真:ENCOUNT編集部】

歌舞伎座で133年ぶり『鏡獅子』親子共演 再演理由は「僕、子どもに弱いので」

 歌舞伎俳優の市川團十郎が29日、東京・歌舞伎座で行われた『七月大歌舞伎』の取材会に出席した。

『七月大歌舞伎』夜の部では、通称“め組の喧嘩”として知られる『神明恵和取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)』を上演する他、今年1月に新橋演舞場で息子の市川新之助と娘の市川ぼたんと共演した『春興鏡獅子』を再演する。明治26年(1893年)に九代目市川團十郎が『鏡獅子』を歌舞伎座で初演した際、娘の二代目市川翠扇(すいせん)と二代目市川旭梅(きょくばい)が胡蝶(蝶を擬人化した童女)を勤めた。今年は『鏡獅子』の作者・福地桜痴の没後120年にあたることから、團十郎が新之助、ぼたんと親子で共演する。市川團十郎の名で歌舞伎座で『春興鏡獅子』を通し上演するのは、九代目團十郎の初演以来133年ぶりとなる。

 1月以来、早くも再演となった『春興鏡獅子』について團十郎は、「僕、断ったんです。1月に演舞場でやったので、もういいじゃないかと」と告白。「松竹から『今回は歌舞伎座ですから』と言われても、『150メートルしか(場所が)違わないだろう』と断っていたのですが、『ぼたんさんが歌舞伎座に立てますので』と言われて。そういうことならやろうかと。僕、子どもに弱いので」と父の顔を見せた。

 團十郎は尾上菊五郎の襲名公演に向けて今日から福岡に発つため、子どもたちの稽古は見られないと言い、「僕も忙しいんで(笑)。でも(1月に)やっているからできる。稽古場で見てダメだったらダメだけど、1か月散々言われてやっているので、間に合うレベルに達していると思う」と期待した。

 子どもたちの成長について聞かれると、「1月の時は麗禾(ぼたん)の方が背が高かったのに、今は新之助の方がでかい。男の子の夏場の成長力はすごいですね。僕も抜かれそう」と、身長の変化に驚き。「全然一緒に寝てくれなくなったけど、麗禾が修学旅行に行っていて、僕も今日から1か月(福岡で)いないからか、新之助が『お父さんの部屋に行っていいですか』と入ってきて僕の部屋で寝てました」と明かした。インスタグラムでは子どもたちと手をつないだりハグをしている様子など、親子の写真を度々アップ。「手、つなぐでしょ、普通。麗禾とハグしてたりすると『ヤバい』みたいなこと言う人いるけど、その人の方がヤバいなって。だって親子だからね。向こうが嫌がったらやめますけど、嫌がらないんで。2歳の時と同じ(感覚)です」と語った。

 自身のブログでは、子どもたちが母の小林麻央さんに似ていると言われると喜ぶことを明かしていたが、「Yahooのコメントで『似てない』とか言う人もいるじゃないですか。ああいうのは無駄に傷つくからやめてほしいよね。僕は気にしないけど、子どもたちは純粋なので」と、子どもたちの心の心配も。「親子だから似ているのが当たり前。(麻央に)似ていますよ。動き方とか、特に勸玄(新之助)が似ている」と思い返した。

 日々かっこよく成長する新之助について、「気に入らないですね(笑)」と笑いを誘い、「ライバルになる?」の問いには「ならないですよ。向こうが若くて、どんどん(かっこよく)なってくれた方がいい」ときっぱり。「ライバルに並ぶ間もなく抜いていってくれた方が、諦めがつく」と息子の成長にエールを送った。

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