柳亭小痴楽、六代目柳亭痴楽を襲名へ ラジオ生放送で発表「人間を磨いていこうと」…父が名乗った名跡

落語家の柳亭小痴楽(37)が24日、春風亭昇太(66)が会長を務める落語芸術協会のファン感謝デー「芸協らくごまつり」の中で行われたNHKラジオ『小痴楽の楽屋ぞめき』に生出演し、「(柳亭)六代目痴楽を襲名します」と発表した。収録後、ENCOUNTの取材に応じ、披露興行には父の盟友だった(三遊亭)小遊三師匠、(桂)米助師匠にも口上に並んでほしい、と希望した。

取材に応じた柳亭小痴楽【写真:ENCOUNT編集部】
取材に応じた柳亭小痴楽【写真:ENCOUNT編集部】

2年後の2028年から「寄席の都合もあるので」

 落語家の柳亭小痴楽(37)が24日、春風亭昇太(66)が会長を務める落語芸術協会のファン感謝デー「芸協らくごまつり」の中で行われたNHKラジオ『小痴楽の楽屋ぞめき』に生出演し、「(柳亭)六代目痴楽を襲名します」と発表した。収録後、ENCOUNTの取材に応じ、披露興行には父の盟友だった(三遊亭)小遊三師匠、(桂)米助師匠にも口上に並んでほしい、と希望した。(取材・文=渡邉寧久)

 2009年に五代目柳亭痴楽が亡くなって以来、空位が続いていた大名跡「痴楽」が17年ぶりに復活する。

 昇太がトロンボーンでファンファーレを奏でた後、小痴楽が「2028年に六代目柳亭痴楽を襲名させていただきます」と高らかに宣言。収録現場は拍手で包まれた。

 昇太が「とうとう痴楽ですか」と合いの手を入れると、小痴楽は「とうとうという腹積もりをしました。ただ(襲名まで)2年間の時間をいただいて、人間を磨いていこうかなと思います」と謙虚に伝えると、昇太は「君に足らないから」と笑いながら指摘した。

 小痴楽がいずれ、父が名乗っていた「痴楽」を継ぐものという路線は、落語関係者の間では自明の理だったが、「ずっと逃げていたんですけど、人生に1回ぐらいちゃんとしないと」と、ついに向き合うことを決意。「2028年、寄席の都合もあるので、これから理事の師匠方とも話し合っていただいて」と、詳細については今後詰めていくことを明らかにした。

 収録後、ENCOUNTの直撃に対し「昨年末に襲名を考え始めて、年明けに腹をくくって、3月に師匠(柳亭楽輔)に伝えました」と経緯を説明。「師匠に伝えた後に、昇太会長、協会、かあちゃん(母親)、かみさん(妻)にも話しました。2年かけて、いろんな会をしかけて、大々的な襲名にしたいと思います」と決意を伝えた。

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