京アニ制作で『海が走るエンドロール』が2027年アニメ映画化 原作者「夢みたいです」

漫画『海が走るエンドロール』(作:たらちねジョン、秋田書店「ボニータ・コミックス」刊)のアニメーション映画化が11日に発表された。制作は『聲の形』や『響け!ユーフォニアム』シリーズを手掛けた京都アニメーションが務め、監督は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の石立太一氏が担当する。2027年の公開を予定している。

『海が走るエンドロール』のアニメーション映画化が発表された【写真:(C)たらちねジョン(秋田書店)/海が走るエンドロール製作委員会】
『海が走るエンドロール』のアニメーション映画化が発表された【写真:(C)たらちねジョン(秋田書店)/海が走るエンドロール製作委員会】

超特報&映画化決定ビジュアルも解禁

 漫画『海が走るエンドロール』(作:たらちねジョン、秋田書店「ボニータ・コミックス」刊)のアニメーション映画化が11日に発表された。制作は『聲の形』や『響け!ユーフォニアム』シリーズを手掛けた京都アニメーションが務め、監督は『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の石立太一氏が担当する。2027年の公開を予定している。

 同作は2022年に「このマンガがすごい!2022」(宝島社)オンナ編第1位を獲得。Xに投稿された第1話は25万いいねを超えるなど大きな話題を呼んだ作品となっている。

 物語は、映像専攻の美大生・海(カイ)との出会いをきっかけに、65歳の主人公・茅野うみ子が「映画を“作りたい”側の人間」であると自覚し、映画制作に挑戦していく姿を描く。

 あわせて、超特報映像とアニメーション映画化決定ビジュアルも解禁された。朝焼けの海辺で、服が汚れることも厭わず海に向かってカメラを構えるうみ子の姿が、「どうか 荷物は軽く 進む海が豊かで美しく 風に恵まれ 前へ 前へ 進めますように」というナレーションとともに描かれている。

 石立監督のコメントは下記の通り。

「劇場アニメーション作品『海が走るエンドロール』監督を務めさせて頂きます。京都アニメーションの石立太一と申します。原作は漫画作品で、初めてその本を読んだ時の『なんて優しい作品なんだろう』という読後感を、アニメーション作品にするにあたって、観てくださった方がより強くそれを感じられるような作品にしたいと思いました。

 今作は、齢65歳の女性が初めて映画制作にチャレンジするというお話です。つまり、主人公が『創作』に向き合うというお話です。創作するという事は、その創作を通して自分自身と向き合う事だとも言えると思います。創作を通して、自分自身は何を伝えたいのか、表現したいのか、満足出来るのか……などなど、自己や他者を巻き込んで、そもそも自分とは? という問いに向き合う事だと思います。この自分と向き合うという行為は決して映画制作という題材に限らず、何かをチャレンジしている人全員に当てはまる事でもあると思います。

 ただ、そうやって必死に向き合う人の努力と魂を、そしてその誇らしさや尊さを感じてもらえるような『優しい作品』になるように、自分自身、精一杯、力の限り、創作に向き合いたいと思います。本作が公開されました暁には、是非とも劇場にてご覧いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします」

 原作・たらちねジョン氏のコメントは下記の通り。

「最終巻発売に合わせての重大発表です。京都アニメーションさん制作でアニメーション映画化決定しました! 夢みたいです。京都アニメーションさんの作品を夢中で観ていた学生の自分に教えても信じてくれないと思います。超特報映像も観ていただけたでしょうか? うみ子の憧れたスクリーンに彼女自身が映し出されることに感慨深くなります。どうぞよろしくお願いいたします」

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