【人気TikToker直撃第4弾】はやり言葉「きゅんです」歌うシンガー 「共感」広げて人気者に

「きゅんです」というはやりのパワーワードを用いたかわいすぎるオリジナル曲「ポケットからきゅんです!」の弾き語り動画をTikTokに投稿したことで、一躍注目を集めているシンガーがいる。投稿動画の再生回数は63万回以上で、多くの有名人もこぞってこの曲にあわせて“指ハート”のポーズをした動画を投稿。街中でこの曲を耳にする機会も増えた。年齢も顔も非公開で謎のベールに包まれているシンガー・ひらめは、キャッチーさと抜群の“共感率”を武器に、音楽シーンに挑もうとしている。同曲は配信リリースされるや否や「フルバージョンで聞けるのがうれしい」と多数のコメントが寄せられ、LINE MUSIC TOP100でいきなりの1位を獲得。朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)でも、ひらがな3文字系シンガーとして取り上げられた。

謎のベールに包まれているシンガー・ひらめ【写真:石丸敦章】
謎のベールに包まれているシンガー・ひらめ【写真:石丸敦章】

連載(4) 年齢も顔も非公開のシンガーひらめ

「きゅんです」というはやりのパワーワードを用いたかわいすぎるオリジナル曲「ポケットからきゅんです!」の弾き語り動画をTikTokに投稿したことで、一躍注目を集めているシンガーがいる。投稿動画の再生回数は63万回以上で、多くの有名人もこぞってこの曲にあわせて“指ハート”のポーズをした動画を投稿。街中でこの曲を耳にする機会も増えた。年齢も顔も非公開で謎のベールに包まれているシンガー・ひらめは、キャッチーさと抜群の“共感率”を武器に、音楽シーンに挑もうとしている。同曲は配信リリースされるや否や「フルバージョンで聞けるのがうれしい」と多数のコメントが寄せられ、LINE MUSIC TOP100でいきなりの1位を獲得。朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)でも、ひらがな3文字系シンガーとして取り上げられた。

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「趣味だった弾き語りを、たまたま興味本位でTikTokに載せたのがきっかけでした。最初の投稿が自粛期間になって時間が空いた……。3月15日くらいだったと思います。歌を作るのはもともと好きだったのでオリジナル曲を投稿しました」

 最初はもっぱらTikTokは見る側だったという彼女は、新型コロナウイルスによる外出自粛期間になり、投稿を始めようと思い立った。アコースティックギターでの弾き語りスタイルは、以前から憧れのアーティスト井上苑子さんの影響で、かわいらしい曲が好きな理由もそこにあった。以前からオリジナル曲は作っていたようだ。

「井上苑子さんが好きでギターを始めました。こんなに知ってもらえるとは思ってなかったので、自分がいちばんビックリしてるんですけど、“これから頑張ろう!”って思えるきっかけでもありましたね。女の子に共感してもらえる曲を作るのが好きだったので、中高生の女の子のファンが増えたのは素直にうれしかったです」

 CDで音楽を聞くことはなく、今となってはほとんどTikTokで曲を聞いているという。そこで好きな音楽に出会い、カバー動画を投稿。投稿する楽曲は、ファンからのリクエストに応じて決めていたようだ。

「普段はヒップホップも聞いたりしてるんですけど……。自分がみんなから恋愛ソングや明るい曲を歌っているイメージが付いてるので、そういう曲を歌うようにしてます。同じTikTok発のシンガーsuiさんの曲やTikTok内で流行ってるSILENT SIRENさんの『milk boy』も投稿しました。曲はTikTokで弾き語りの曲を聞くことが多いですね。最近はHoneyWorksさんというボカロ系の曲を聞いています。すごくかわいらしい曲なんですよ」

次のページへ (2/4) 「ネットのコメントとかもあまり参考にしないようにして作っている」
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