【人気TikToker直撃第4弾】はやり言葉「きゅんです」歌うシンガー 「共感」広げて人気者に

ひらめはドラマや映画の主題歌をやりたいと話した【写真:石丸敦章】
ひらめはドラマや映画の主題歌をやりたいと話した【写真:石丸敦章】

「ドラマや映画だったり恋愛系の主題歌をやってみたい」

 ストレートで分かりやすい言葉で作詞することを心がけているようだが、共感というポイントはシンガーとして外せないようだ。

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「恋愛に悩んだ経験は自身でもありますね(笑)。あるあるだと思うけど、返信が遅いとか既読無視は気になっちゃうタイプなので、そういう曲はファンの子たちと一緒に共感したいし、応援したいみたいな気持ちはあるのかな。TikTokに投稿されている既読無視の曲は、“好きな人とのLINEのやりとり”をテーマにして作りました。うれしい時とそうでない時のいろんな感情を詰め込んだ歌詞になってます。自分のファンは恋してる女の子ばっかりなんですけど、その気持ちは分かることが多くて。みんなとの距離はすごく身近だなって思いますね」

 楽曲のテーマは普段から考えて忘れないように携帯にメモしているという彼女だが、楽曲投稿のアイデアも目を見張るものがあった。最初の投稿の“コメントシリーズ”は、オリジナル曲とは違い、彼女のファンからのコメントを歌詞にして、メロディーに乗せて歌うスタイルだ。

「初投稿に付いたコメントで最初は作ったんですよ。そこから始まって、そこに付いたコメントでコメントシリーズを上げてリレー式に投稿しました。最近はやってないんですけど、自粛期間中から始めて4月は毎日のように投稿していましたね。あれは結構考えて作っているので時間がないとできなくて、ひとつ投稿するのにコメントを全部読む時間がいるので、パッと思いつくとその日のうちに作れるけど、時間がないと3日とか考えて作ることもある。やっぱり曲を作ってる時や編集してる時は、自分が好きでやってることなのですごく楽しいですね」

 ひらめという存在は今、どのくらい認知され始めているのか。

「ひらめって名前は友達が付けてくれたんですけど、顔出しはしてないけれど友達には話していて『ポケットからきゅん!』も知ってくれていて、自分の付けたあだ名だからうれしいって思ってくれてるのかな? コメントシリーズがひらめの投稿だっていうのを知らなくて、『ポケットからきゅんです!』を聞いてひらめを知って、“あ、このコメントシリーズの子だったんだね”っていう反響はわりとありました。やっぱり『ポケットからきゅんです!』で知った人の方が多いですね。本当にこんなに話題になるとは思わなかったです」

 顔出ししない理由について聞くと。

「せりふのような疑問符が付いた歌詞を入れることが多くて、それは意図的にそういう風にしてる部分もあるんですけど、そういう曲調を作るのが好きでそうなっちゃってるところもあるんですよね。歌詞に注目してほしいから顔出しはしていないんですけど、活動は今のまま続けたいですね。『ポケットからきゅんです!』を聞いて知ってくれる人が増えたから、いつかライブができるようになったらライブもやりたいし、女の子に共感してもらえる曲を作るのが好きなのでドラマや映画だったり恋愛系の主題歌はやってみたいなって思ってます」

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