研ナオコ72歳、朝ドラ語りの理由 制作統括「年齢を積み重ねてきた奥深さとチャーミングさが」
俳優の見上愛と上坂樹里が主人公を演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)。このたび、制作統括の松園武大氏が取材に応じ、本作の語りで神出鬼没の占い師・真風(まじ)役を務める歌手・俳優の研ナオコの起用理由について明かした。

『風、薫る』で神出鬼没の占い師・真風役 独特な語り口は「試行錯誤を重ねて」
俳優の見上愛と上坂樹里が主人公を演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)。このたび、制作統括の松園武大氏が取材に応じ、本作の語りで神出鬼没の占い師・真風(まじ)役を務める歌手・俳優の研ナオコの起用理由について明かした。
本作は、看護師という職業の確立に大きく貢献した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフに、明治時代に看護の世界に飛び込んだ2人が主人公となるバディドラマ。見上は大関さんがモチーフの一ノ瀬りんを、上坂は鈴木さんがモチーフの大家直美を演じる。
第1回、ドラマのスタートは1882年(明治15年)の東京府。街中の映像とともに、「そうだねえ。あの2人の話をしようか。ここ東京は世界一変化が早く、まだ若い街でさ……」と研による独特な語りで幕を開けた。
松園氏は本作の語りについて「まずアナウンサーが読むような、客観的な立場でのナレーションではない形にしたいなという思いがスタートとしてありまして、このドラマの空間の中にいる一人に語ってもらいたいなと考えました」と構想を練っていたと振り返った。
その上で、「すごく味のあるというか、チャーミングな方がいいなと思っていたので、研ナオコさんのこれまでの人生や年齢を積み重ねてきた中にある奥深さやチャーミングさがすてきだと思いまして、スタッフみんなで相談してお声がけしまして、快く引き受けていただきました」と72歳の研にオファーした理由を明かした。
続けて、「“歌手・研ナオコさん”というよりも、俳優さんであり、タレントさんであり、もっと言うと研ナオコさんご本人にフォーカスした起用と思っていただいてよろしいかと思います」と述べて、これまでの人生経験が語りにもにじみ出ることを期待しての起用だという。
そんな研の語りは、第1週からゆっくりとした味のある口調が印象的だった。収録の様子について、「語り口は何度も試しながら撮りました。僕たちも聞いて、研さんにも聞いていただいて、もうちょっと柔らかくしようとか、目の前で聞いている子どもに聞かせるようにしてみようとか、そういった試行錯誤を重ねて、最終的に今のこの形にたどり着いています」と明かした。
3日放送の第5回では、ついに劇中にも研演じる真風が初登場。金髪ロングのばっちりメイクというビジュアルも目を引いたが、どういった人物なのかその“正体”も気になる。
「神出鬼没の占い師という役です。当然、大関さんや鈴木さんの史実には全く関わらない役でございます。じゃあ何者か、ということですよね……どうぞお楽しみに(笑)」
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