芳根京子、AI使用せず「時代についていけてない」と苦笑い 主演ドラマで“共存”に思い

俳優の芳根京子が19日、都内で行われた特集ドラマ『有罪、とAIは告げた』(NHK BSプレミアム4K:3月28日午後7時30分、NHK BS:5月16日午後9時)の取材会に出席。AIが導入された裁判所を舞台にしたリーガル・ミステリーで、主演を務める芳根が作品の見どころを語った。

取材会に出席した芳根京子【写真:ENCOUNT編集部】
取材会に出席した芳根京子【写真:ENCOUNT編集部】

「自分からAIを使ったことがない」等身大の感覚を吐露

 俳優の芳根京子が19日、都内で行われた特集ドラマ『有罪、とAIは告げた』(NHK BSプレミアム4K:3月28日午後7時30分、NHK BS:5月16日午後9時)の取材会に出席。AIが導入された裁判所を舞台にしたリーガル・ミステリーで、主演を務める芳根が作品の見どころを語った。

 同ドラマは中山七里氏の同名小説を原作に、脚本を浅野妙子氏、音楽を岩代太郎氏が担当。AIが判決文を作成する近未来の裁判を舞台に、人間が“真実を見極める力”を問うリーガル・ミステリーだ。芳根は主人公の新人裁判官・高遠寺円を演じる。

 完成した作品について芳根は「何とも難しい面白い不思議な作品だなという印象です。裁判や判決のシーンもあるんですが、白黒つけられない作品だなと思いました」と語り、「見る方によって誰に共感するかが変わる作品。今の時代だからこその作品になったと思います」と手応えを口にした。

 演じた高遠寺円にも触れ、「AIに頼る日々ではない人物で、私自身もそこが少し重なる」とし、「今、AIが世の中にあふれていますが、自分から使ったことがなくて、ただ時代についていけてないんです(笑)」と苦笑い。「円もAIを駆使していないのでリンクしていると思います」と語った。

 さらに「おばあちゃんがすごい裁判官だったことでコンプレックスを抱えている人物。たどり着けないけど追いかけてくるような感覚で、人間にしかできないものもあるという希望を追っている女性だと思います」と役柄を分析した。

 役作りでは実際に裁判を傍聴したといい、「1時間くらいのつもりが5~6時間見入ってしまいました(笑)。裁判を見に行ったのに裁判官を見なきゃと思うくらいのめり込みました」と回想。「中井貴一さんの『サラメシ』で裁判官のお昼ご飯を知るなど、いろんなところから情報を集めました」と明かした。

 裁判官役については「初めて“裁く側”の景色で、座る位置も高く、見ているのに見られているような感覚があり背筋が伸びました」と振り返り、「撮影現場は裁判官チームが朗らかで心地良かったです」と順調の表情を見せた。

 また、同ドラマを通じてAIに対する印象の変化にも言及。「便利で頼ることも必要だと思う一方で、自分が使っている意識を持っていたいです。良いところも怖いところもあって、一言では言い表せないですが、共存できたらいいなと思いましたね」と語っていた。

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