「身だしなみが整っている」ドイツ人夫婦が絶賛する日本のファッション観 温泉や花粉症、ハイテク事情

春の陽気に包まれる東京・渋谷のハチ公前広場。多くの外国人観光客でにぎわう中、ドイツからやってきた仲むつまじい夫婦は、温泉でのリラックス体験から花粉症事情の違い、そして「日本の女性は身だしなみが整っている」と絶賛するファッション観まで語った。

日本のファッションを楽しむドイツ人夫婦【写真:ENCOUNT編集部】
日本のファッションを楽しむドイツ人夫婦【写真:ENCOUNT編集部】

一番の思い出は「温泉」

 春の陽気に包まれる東京・渋谷のハチ公前広場。多くの外国人観光客でにぎわう中、ドイツからやってきた仲むつまじい夫婦は、温泉でのリラックス体験から花粉症事情の違い、そして「日本の女性は身だしなみが整っている」と絶賛するファッション観まで語った。

 トビアスさん夫婦は今回が2度目の来日。19日までの滞在期間中、東京を皮切りに箱根、京都、兵庫の城崎、大阪と、日本を周遊するようなルートで旅を続け、再び東京に戻ってくる予定だという。

 日本で印象に残った経験を尋ねると「温泉!」という答えが返ってきた。ドイツは日本と並び、ヨーロッパ有数の温泉文化を持つ国でもあるが、「とても落ち着いていて、リラックスできました」と、日本の温泉体験を振り返った。

 一方で、日本に来て驚いたこともあるという。

「とにかく人が多い。どこもすごく混んでいます。それと、電子機器(ハイテク)がとても多い」と、街中のいたるところに設置された電子機器の多さにも、新鮮に映ったようだ。

 この日、日本では花粉症が猛威を振るっている真っ最中。ドイツの花粉症事情を聞くと、「日本には桜がありますが、ドイツにはアーモンドの花があるんです。それでひどい花粉症(ヘイ・フィーバー)になります」とのこと。ドイツでは2月から4月にかけて、ヘーゼルなどの花粉が飛び、つらい時期だという。

 花粉対策として、日本ではマスクや薬で対処する人が多いが、ドイツではマスクを着用する人は少なく、主に薬や鼻スプレーで対処するのが一般的だそうだ。

「私の国ではマスクをする人は少ないですが、ワクチン接種や錠剤の薬を使うことは一般的です。事前に日本について調べていたので、マスクをしている人が多いことにも驚きませんでした」と、入念なリサーチを欠かさない一面ものぞかせた。

日本の女性は「とても身だしなみが整っている」

 日本のファッションについても興味津々。トビアスさんは渋谷で購入した「スラッシャー・マガジン」と書かれたキャップに、虎がサングラスをかけた柄と漢字がプリントされたスカジャンを羽織り、日本のスタイルを楽しんでいた。「服になんて書いてあるかいつも読もうとしています。どれも気に入っています」と笑顔を見せる。

 さらに、ファッションの違いについても「ドイツの女性の服装は、ここほどすてきではありません。日本の女性はとても身だしなみが整っていて、美しいスカートやドレスを着ています」と、印象を受けているようだった。

 最後に、日本食について聞いた。

「日本食が大好きで、ドイツでもよく作ろうとします。でも材料が手に入りにくいんです」と苦労を語る。

 特にお気に入りはラーメン、すし、そしておにぎり。ドイツでも「すし用のお米」は売られているそうで、自宅で手作りすることもあるのだとか。

 日本を愛し、文化を楽しんでいる2人。温泉でリラックスし、お気に入りの服を見つけ、おいしい日本食を堪能するなど、日本の滞在を満喫している様子が印象的だった。

次のページへ (2/2) 【写真】桜とそっくり アーモンドの花
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