【ばけばけ】小日向文世、出演作ほぼ見ない妻が「面白い」 周囲の反響明かす「評判が良いです」

俳優・小日向文世が主人公・トキ(髙石あかり)の祖父・松野勘右衛門役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、勘右衛門を演じての周囲の反響やトキの熊本行きを後押しする展開の思いなどを語った。いつもは出演ドラマをあまり見ないという妻の反応も紹介した。

松野勘右衛門を演じる小日向文世【写真:(C)NHK】
松野勘右衛門を演じる小日向文世【写真:(C)NHK】

ラストサムライと呼ばれるトキの祖父・松野勘右衛門を熱演

 俳優・小日向文世が主人公・トキ(髙石あかり)の祖父・松野勘右衛門役で出演するNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、勘右衛門を演じての周囲の反響やトキの熊本行きを後押しする展開の思いなどを語った。いつもは出演ドラマをあまり見ないという妻の反応も紹介した。

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 まずは周囲の反響を紹介した。

「『面白い』と声をかけてもらえることもあるし、作品自体の評判が良いですよね。あと、うちの女房は、あまり僕が出演しているドラマを見ないんですけど、今回は珍しく毎回リアルタイムで見てくれています。普段あまり感想は言ってくれないんですけれど、勘右衛門のことも笑いながら見ているし、『面白いよ』と言ってくれます」

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 14週でトキとヘブンが夫婦となった。勘右衛門としては、どんな気持ちだったのか。

「おじょが幸せになれるのであればという思いですよね。おじょが『好いちょる』と言うのだから、もう反対する理由はありません。それに、トキがヘブンの女中として高い給金で雇ってもらえることになって、それによって松野家は救われているわけじゃないですか。勘右衛門も、時代の変化というものを受け入れざるを得なかったんだと思います。『自分だけは』という思いもあったけど、自分には何もできない、自分一人が空回りしていることを、勘右衛門だってわかっていたんでしょうね。あとは、やっぱりおタツの存在が大きかったんでしょう。恋の力はすごいですよね(笑)。最初は、一目惚れだったと思うんですけれど、おタツの物事を冷静に考えられる大人の女性としての魅力、孫を慈しむような愛情深いところに惹(ひ)かれていったんじゃないでしょうか。トキが大事な気持ちは変わらないけど、おタツと一緒になれたことで、おじょから卒業できたのかもしれません。トキがお嫁に行ったことで、勘右衛門の中でも何か一つ区切りがついたと思います」

 第94回で、勘右衛門は熊本行きを後押しした。この展開についてどう感じたのか。

「松江では、トキが後ろ指をさされるようになり、ヘブンはそれをすごく心配していました。そのヘブンの想いを、勘右衛門は汲んであげたんだと思っています。松江が寒いから熊本に行くというのは、あくまでも口実であって、本当はトキのことを心配しているんですよね。嘘が嫌いなのに、嘘までついているんですから。そこで、勘右衛門がヘブンに、『ほんとのことを話せ』と言うんですけれど、勘右衛門としては、ここで本当に良い仕事をしたなと思いました。それまで、ほとんど仕事していないんでね(笑)」

 最後に視聴者に向けてのメッセージをコメントした。

「武士の格にこだわってきた勘右衛門も、時代が変化していく中で生きていかなきゃいけない。それを変えてくれたのがヘブンという存在だったと思います。おじょとヘブンが幸せになっていくさまを、視聴者の皆さんにも最後まで見届けてほしいと思っています」

 作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。

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