【ばけばけ】円井わんのサワへの思い「信じた道をまっすぐに進んでいって」 濱正悟には「サワとしてドキドキできるお芝居」
俳優の円井わんが野津サワを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、サワの良き理解者である庄田(濱正悟)とのシーンを演じた感想などを語った。

トキの唯一無二の親友で安定した生活を手に入れるため教師を志すサワ
俳優の円井わんが野津サワを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月~土曜午前8時)について、サワの良き理解者である庄田(濱正悟)とのシーンを演じた感想などを語った。
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作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じる。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
30日に放送された第85回では2人の破局が描かれた。まず、ここまでサワを演じてきて役に対する印象が変わったのかを尋ねた。
「いつも一歩引いた視点で松野家やトキを見守ってきたサワですが第16・17週では心情が揺れ動くようなシーンも出てきます。私自身は、物事を何でもポジティブに捉えられる性格なのですが、サワとして嫉妬や複雑な心情を演じなきゃいけないとなった時に、今のままでは演じられないと思いました。そこで、日常の中でも、言われたことを何でもネガティブに捉えるようにしてみたんです。でも、それを毎日続けていると、私自身がすごくしんどくなってきて……。ただ、実際に体験したことで、悲観的な考え方をしてしまう人は、感受性が豊かで受け取る力が強く、人に優しくできる人なのかなと思いました。弱いからネガティブなのではなくて、優しいから葛藤する部分も多いのかもと思った時に、だからサワも、自分を誰かと比べてしまったり、辛かったりしたんだろうなと思えたんです。サワは、弱い部分を見せることができて本当によかったと思うし、私にとっても、改めてお芝居が楽しいと思えた、記憶に残る経験になりました」
トキに複雑な思いを抱く第16週・第17週のサワを、どのように感じながら演じたのだろう。
「第17週の最後に、『おトキにはなれん』という、サワのセリフがあります。私は、サワが一番思っていたことは、これなんじゃないかなと思ったんです。だから、それをトキに言えたことで、サワの中では解決できたと思うし、その後のトキらしい受け止め方や返し方にも救われたんじゃないかなと思いました。トキを避けているシーンを演じている時は、私自身もトキ役の髙石あかりちゃんとあまり喋らなくなっていたので、早くサワとトキには仲直りして欲しいと思っていましたね。だから、第17週の撮影が終わった瞬間は、『やっと仲良くできる!』と思って、すぐに2人で『写真撮ろう!』って(笑)。あかりちゃんとは、お互いのパーソナルスペースが合っていて、すごくやりやすいし、一緒にいても楽しいですね」
サワにとって庄田との出会いも後半の見どころ。2人のシーンを演じた感想も聞いた。
「私自身としては、よき理解者であり、ライバルでもある庄田さんのような存在がいて、サワは救われたなと思いながら演じていました。庄田役の濱正悟さんは、とても明るくてマイペースな人だという印象です。すごく現場が明るくなるし、庄田と似ているんじゃないですかね。あと、独特な間のあるお芝居をされていて、私もいい意味で緊張したんです。台本を読んでいるので、次のセリフはわかっているはずなんですけれど、次は何を言われるんだろう……みたいな(笑)。ちゃんとサワとしてドキドキできるお芝居をさせてくれる人だと思っています」
最後に視聴者へのメッセージをコメントした。
「サワは、この時代では珍しいタイプの女性だと思いますが、現代の人にも響くものを持っている人だと思います。私自身、自分が信じた道をまっすぐに進んでいってほしいと思いながら、サワを演じてきました。どんな人にも、生きている中で報われないと思うことがあるかもしれませんが、まずは自分を信じることが大事だと思うし、サワの姿からも、それが伝えられたらいいなと思っています」
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