映画『国宝』興収150億円突破 『踊る大捜査線』超える邦画実写1位へ、公開110日勢い衰えず…韓国釜山での映画祭でもファン熱狂

俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』(李相日監督)の興行収入が150億円を突破したことが24日、発表された。23日までの公開110日間で観客動員数は1066万人を記録した。

映画『国宝』の興行収入が150億円を記録した【写真:(C)吉田修一/朝日新聞出版、(C)2025映画「国宝」製作委員会】
映画『国宝』の興行収入が150億円を記録した【写真:(C)吉田修一/朝日新聞出版、(C)2025映画「国宝」製作委員会】

歴代邦画実写1位の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は173.5億円

 俳優の吉沢亮が主演を務める映画『国宝』(李相日監督)の興行収入が150億円を突破したことが24日、発表された。23日までの公開110日間で観客動員数は1066万人を記録した。

 同作は、吉田修一氏の同名小説を原作とするヒューマンドラマ。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・立花喜久雄(吉沢)の50年にわたる生涯を描く。

 6月6日に公開された今作。これまでに公開94日間では観客動員数946万人、興行収入は133億円を記録。邦画実写としては22年ぶりの100億円を突破し、歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)、に次ぐ第2位の成績を記録し、さらには第98回米国アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に決定するなど、社会現象となっている。

 先週の16日までで、観客動員数1013万5998人、興行収入142億7273万1300円を突破し、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』超えも見込める勢いとなっていた。

 また作品の公式Xでは「先日、第30回釜山国際映画祭 ガラプレゼンテーション部門にて公式上映が行われた本作。劇場に駆けつけた韓国の映画ファンも大熱狂! 日本のみならず、世界中に国宝旋風が巻き起こっています」と海を渡り高い評価を受けているようだ。

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