57歳・織田裕二「次はテレビの前で…」、『世界陸上』卒業宣言に惜しむ声続々「すでにロス」「また見たい」 今田美桜も涙目で「え~っ」

陸上の世界選手権東京大会(東京2025世界陸上)でスペシャルアンバサダーの俳優・織田裕二(57)が21日、TBS系の中継に生出演し、アンバサダー卒業を宣言した。前日にも卒業の意向を示しており、放送のラストでは少し目を潤ませながら、思いを込めたメッセージを口にした。

織田裕二【写真:ENCOUNT編集部】
織田裕二【写真:ENCOUNT編集部】

13大会連続メインキャスター後、今大会で復帰

 陸上の世界選手権東京大会(東京2025世界陸上)でスペシャルアンバサダーの俳優・織田裕二(57)が21日、TBS系の中継に生出演し、アンバサダー卒業を宣言した。前日にも卒業の意向を示しており、放送のラストでは少し目を潤ませながら、思いを込めたメッセージを口にした。

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<メッセージ全文>

 世界陸上は政治や戦争に左右されない、真の世界一は誰かを決める2年に1度行われる陸上競技の最高峰の大会です。

 約30年、この大会を見てきました。まあ、当初は日本人選手が少なく、誰を応援したらいいかわからずに。

 ただ、選手たちの運動能力に驚かされ、圧倒され、そのうち何人だから応援するとかどうでもいいと思うようになって、人類はどこまで遠く、速く、跳べるのか。いろんなものを背負って選手は戦っています。選手の数だけ人間ドラマがあります。

 次は2年後の中国・北京での開催です。私はテレビの前でビール片手に楽しみます。

 たくさんの感動をありがとうございました。

 織田の話に、同席した男子110メートル障害5位・村竹ラシッド、男子400メートル6位・中島佑気ジョセフ、女子マラソン7位・小林香菜ら入賞者も真剣に聞き入った。そして、織田が卒業を宣言にすると、ともにアンバサダーを務めた俳優・今田美桜が涙目で「え~っ」と言いながら、口に手を当てた。

 織田は前日20日にもTBS系『情報7days ニュースキャスター』で「もうやらないですよ。本当に卒業します。僕はテレビで応援します。おしかりの言葉もたくさんあることを踏まえて、体力の限界。楽しいうちにやめたい!もう迷惑かけちゃう。老兵は去ります」などとコメントし、卒業の意向を示していた。

 織田は、1997年アテネ大会から2022年ユージン大会までの13大会連続でフリーアナウンサーの中井美穂とともにTBS系中継のメインキャスターを務めていた。この時点で卒業し、23年ブタペスト大会には関わらなかったが、36年ぶりに世界陸上が東京に戻ってくる今回、スペシャルアンバサダーとして復帰。熱い言葉、名言を連発し、多くの視聴者、関係者、選手から「やっぱり、世界陸上に織田さんは欠かせない」の声が上がっていた。そして、あらためての卒業宣言後もネット上では「すでに織田裕二ロスです」「北京大会で待ってます」「また見たい」「寂しくなります」などのコメントが書き込まれている。

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