長澤まさみ、子役から絶賛され照れ笑い「まさみさん、とってもきれい!」
俳優の長澤まさみが13日、都内で行われた映画『ドールハウス』初日舞台あいさつに、瀬戸康史、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督と共に登壇した。

上海国際映画祭での上映も決定「映画館でしか味わえない体験を」
俳優の長澤まさみが13日、都内で行われた映画『ドールハウス』初日舞台あいさつに、瀬戸康史、池村碧彩、風吹ジュン、矢口史靖監督と共に登壇した。
本作は『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、これまで数々のエンタメ作品を世に送り出してきた矢口監督が、長澤とタッグを組んだオリジナル脚本によるノンストップ“ドールミステリー”。5歳の娘・芽衣を亡くした鈴木佳恵(長澤)と夫の忠彦(瀬戸)。哀しみに暮れる佳恵は、骨董市で見つけた、芽衣によく似た愛らしい人形をかわいがり、元気を取り戻してゆくが、2人の間に新たな娘・真衣が生まれると人形に心を向けなくなっていき……。
怖い映画に出演するのが初めてだったという長澤は「現場も怖いのかなと思っていたのですが、いたって普通で淡々と撮影している感じでした」と撮影を振り返ると、娘役の池村から「最初に会ったとき『まさみさん、とってもきれい』と思いました」と興奮気味に言われ、照れくさそうな笑顔を浮かべていた。
また、ゾクゾクする作品にちなみ「最近ゾクゾクしたこと」について問われた長澤は「最後のシーンの撮影のとき、かなり風の強い砂嵐の多い一日で、とても体力が必要だったんです。家に帰ってきて、耳の辺りがゾクゾクしたんです」と回答。その後長澤はすぐに「ザラザラでした。間違えました」とボケたことを明かすと、長澤のおちゃめさに会場は温かい空気に包まれた。
ワールドプレミア上映となった世界三大ファンタスティック映画祭の一つポルト国際映画祭では、上映後5分間に及ぶスタンディングオベーションが巻き起こり、最高賞であるグランプリ「Best Film Award」を受賞。さらに香港国際映画祭やヨーロッパ最大のアジア映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭でも絶賛の声が寄せられるなど、世界中で旋風を巻き起こしている。
この日、上海国際映画祭での上映も決定した。長澤は「映画祭で映画がかかるというのはとってもうれしいです」と喜びを口にすると「映画館でしか味わえない体験をしていただければ」と語っていた。
