来年大河『豊臣兄弟!』クランクイン 主演・仲野太賀はドキドキ「ついに始まるな」

NHKは6日、来年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』が5日に山形県寒河江市の瑞宝山本山慈恩寺にて、クランクインしたことを発表した。併せて、主人公・小一郎(豊臣秀長)役の仲野太賀、秀長の兄・藤吉郎(豊臣秀吉)役の池松壮亮の扮装とコメントも解禁された。

次期大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演する仲野太賀(左)と池松壮亮【写真:(C)NHK】
次期大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演する仲野太賀(左)と池松壮亮【写真:(C)NHK】

扮装2ショットも解禁…“秀吉”池松壮亮「感慨深いものが」

 NHKは6日、来年放送の大河ドラマ『豊臣兄弟!』が5日に山形県寒河江市の瑞宝山本山慈恩寺にて、クランクインしたことを発表した。併せて、主人公・小一郎(豊臣秀長)役の仲野太賀、秀長の兄・藤吉郎(豊臣秀吉)役の池松壮亮の扮装とコメントも解禁された。

 本作は強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下克上サクセスストーリー。仲野が主人公・豊臣秀長を、池松が秀長の兄で天下人となる秀吉を演じ、脚本は八津弘幸氏が務める。

 NHKによると、今回のクランクインでの撮影は、小一郎の青年時代からスタート。8年前に出奔して以来、行方不明だった兄・藤吉郎が、突然、故郷の尾張国中村(現在の名古屋市中村区)に帰還。藤吉郎は織田信長に仕えていると言い、亡き父の墓の前で、共に清須に行って侍になろうと小一郎を誘うが……というシーンだという。

 クランクインを果たした仲野は「『ついに始まるな』というドキドキ感はありましたが、スタッフ・キャストの皆さんとしっかりコミュニケーションを取った上でクランクインを迎えられたので、不安はありませんでした。池松さんは、公私共にとてもお世話になっている、まさに“兄貴”的存在です。きょう初めて“兄弟”として芝居をしてみて、知っているつもりだったけれど知らなかった領域に踏み込んでいく感覚があり、これから1年半の撮影がより楽しみになりました」とコメント。

 続けて、「『豊臣兄弟!』は、今まであまり語られてこなかった豊臣秀長という人物がフィーチャーされるので、歴史ファン、大河ドラマファンの方々にも新しい視点で見てもらえると思います。我々兄弟で戦国の時代を駆け抜けていくので、放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

 また、“兄”を演じる池松は「天気にも恵まれ、スタッフ・キャストみんなが楽しそうで、とても良い初日を迎えることができ幸せに思います。太賀さんとはこれまで様々さまざまな役で対峙してきましたが、兄弟役は初めてです。今日の撮影は、兄弟が再会後、初めてしっかりと向き合うようなシーンだったので、『ここから2人の物語が始まっていくんだ』と感慨深いものがありました」と収録を振り返り、「1年半かけてその役の生涯を演じられることは、とても贅沢なことだと感じます。この2人の関係性と、この物語と、このチームでのものづくりを、これからの1年半、愛情をもってみんなで育てていきたいです。視聴者の皆さんに毎週楽しみにしていただけるよう、心温まる、ワクワクする、元気が出る作品をお届けできるよう、精一杯頑張ります」と意気込みを語った。

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