「スーツを着ていても高速でもストレスなく乗れる」 全国からシルビア愛好家集結、日産車150台に驚嘆
日産車の歴史や名車の魅力を伝える「プリンスの丘 自動車ショウ」(主催:全日本ダットサン会 東京本部)が1日、東京・武蔵村山市のイオンモールむさし村山 つむぐひろばで開催された。第4回となる今回のイベントは、過去最大級の参加車両数。日産自動車村山工場があったゆかりの地で、日産・ダットサン・プリンスブランド約150台が集結し、壮大な光景が広がった。

北海道や姫路からフェリーを使って駆け付ける愛好家も
日産車の歴史や名車の魅力を伝える「プリンスの丘 自動車ショウ」(主催:全日本ダットサン会 東京本部)が1日、東京・武蔵村山市のイオンモールむさし村山 つむぐひろばで開催された。第4回となる今回のイベントは、過去最大級の参加車両数。日産自動車村山工場があったゆかりの地で、日産・ダットサン・プリンスブランド約150台が集結し、壮大な光景が広がった。
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会場となったのは、スカイラインGT-R(PGC10)「発祥の地」として知られ、多くの名モデルが生み出された村山工場跡地。この日は歴代シルビアや歴代セドリックをはじめ、スカイライン、ローレルに加え、バイオレットやスタンザの姿もあった。2025年は2代目シルビア(S10型)、4代目セドリック(330型)、5代目グロリア(330型)の50周年。アニバーサリー企画がたっぷり盛り込まれ、「日産シルビア発売60周年」、「スーパースポーツセダン(SSS)60周年」にまつわるトークショーも。歴代SSSグレード車両の展示も注目を集めた。また、「日産名車動態保存功労賞」の表彰などが行われた。
とりわけ、シルビアオーナーたちは熱心そのもの。北海道や姫路からフェリーを使って駆け付ける愛好家もいたほどだ。初代シルビアやレース仕様といった激レア車がそろった。「スーツを着ていても、街中でも、高速でもストレスなく乗れる」「いつまでもワクワクしながら乗れる」と、シルビア愛を熱く語っていた。
ベテラン愛好家だけでなく、20代の若い世代のクルマ好きも集まり、オーナー同士で交流を深めた。熱心に写真撮影をする旧車ファンや家族連れも、極上の空気感を楽しんでいた。
ダットサン愛好家の全国組織である全日本ダットサン会の佐々木徳治郎会長は「1台でも多く、後世にクラシックカーを残したい、これが信念です。日本が自動車文化を大切にする国になってほしいです」とスピーチ。会場から大きな拍手が送られた。
