上白石萌歌、朝ドラ仕込みの“三線”生披露 赤楚衛二は絶賛「沖縄が見えました」

俳優の上白石萌歌が20日、都内で行われた映画『366日』公開記念舞台あいさつに登壇。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』撮影時に習得したという三線を生披露した。イベントには赤楚衛二、稲垣来泉、齋藤潤も参加した。

イベントに出席した上白石萌歌【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した上白石萌歌【写真:ENCOUNT編集部】

『ちむどんどん』撮影時に習得

 俳優の上白石萌歌が20日、都内で行われた映画『366日』公開記念舞台あいさつに登壇。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』撮影時に習得したという三線を生披露した。イベントには赤楚衛二、稲垣来泉、齋藤潤も参加した。

 かなわぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、現在まで愛され続けているHYの楽曲『366日』をモチーフにした本作。高校時代に出会った湊(赤楚)と美海(上白石)の20年に渡る純愛ラブストーリーが展開する。

 撮影で上白石は、赤楚と共にチームを信じ、作品の純度の高いラブストーリーを届けるために全身全霊を尽くした。そんな思いを赤楚に手紙としてつづった上白石。さらに上白石は「もう一つあるのですが……」と照れくさそうに切り出すと「私は沖縄出身ではないのですが、朝ドラ(『ちむどんどん』)で三線を弾く役をやったので、それを披露しても大丈夫でしょうか?」と顔を赤らめながら語る。

 上白石は「『366日』の前奏の部分と、沖縄の有名な歌である『芭蕉布』の2曲をやらせていただきます」と恥ずかしそうに語ると、映画館の舞台上で三線を披露する。「芭蕉布」では澄みわたる歌声を響かせて会場を魅了すると、客席からは大きな拍手が巻き起こる。上白石の演奏と歌声を聞いていた赤楚は「すごかった。沖縄の風景が見えました」と絶賛していた。

 また本作で上白石は、稲垣扮する陽葵の母親役を演じた。上白石は「母親役はほぼ初めてに近かったんです」と語ると「いま来泉ちゃんは14歳だっけ? 私は24歳と年がそこまで離れていないのですが、とにかくかわいすぎて………。私が生んだことにしていい?」とでき愛。

 稲垣も「病室で初めてお芝居するシーンのとき、胸がキュンとなって感情がバーッて沸いてきました。とても芝居がしやすかった」と上白石に感謝を述べると、上白石も「来泉ちゃんはお芝居のときもお話をするときも、すごく目を見てくれるんです。その純度が素晴らしく自然と母親になれました」と稲垣に感謝を述べていた。

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