満島真之介が連続ドラマ初主演 「蜜蜂と遠雷」で映画賞総ナメの鈴鹿央士とタッグ

俳優の満島真之介が連続ドラマ初主演を務める「カレーの唄。」が、10月からひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12トゥエルビにて放送されることが分かった。

「カレーの唄。」が10月から放送開始【写真:(C)2020「カレーの唄。」製作委員会】
「カレーの唄。」が10月から放送開始【写真:(C)2020「カレーの唄。」製作委員会】

10月からひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12トゥエルビで放送

 俳優の満島真之介が連続ドラマ初主演を務める「カレーの唄。」が、10月からひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12トゥエルビにて放送されることが分かった。

 本作はカレーをモチーフに、2人の男がカレーを通じて絆を深める様を描いたハートウオーミング・ドラマ。連続ドラマ初主演となる満島は、両親に捨てられ世界中を放浪しながら1人で生きてきた男・天沢陽一郎役を演じる。

 満島は2019年、テレビ朝日系ドラマ「白い巨塔」や「全裸監督」(Netflix)、映画「キングダム」(佐藤信介監督)など話題作に多数出演。21年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」や「全裸監督 シーズン2」のほか、待機作を多数控える。今最も活躍している俳優の1人だ。

 そんな満島と本作でコンビを組むのは、19年公開の映画「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)で映画初出演し、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、報知映画賞など映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿央士だ。鈴鹿は、優秀な弟にコンプレックスを抱く芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役を演じる。

 さらに、身寄りがない陽一郎を助ける情に厚い下町の不動産屋経営者・清川薫子役に、ドラマや映画など多方面で活躍中の演技派女優・森口瑤子が出演。二汰が片思い中の、同じ大学に通う女子学生・森まどか役を、フジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」で主演を務めた出口夏希が演じる。

 全12話構成で、各話ごとに異なる多種多様なカレーも見どころの1つ。都内の有名店、隠れた名店のほかに、ハウス食品と共同開発したレシピのカレーや、店舗数1位のギネス世界記録を持つ「ココイチ」も登場。陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決する。

 また、国内外で人気を誇る4人組クラブジャズバンド「JABBERLOOP」が音楽を担当し、主題曲「spice」などが収録されたアルバム「CORE」が9月9日にリリースされる。

次のページへ (2/3) 満島「僕にとってカレーは、人間関係のお手本」
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