渡部篤郎が11年ぶりTBSドラマ出演、奈緒主演作でボクシングジム会長役「奈緒さんの努力、姿勢に感動」
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(10月スタート、毎週火曜午後10時)に俳優・渡部篤郎と俳優・斉藤由貴が出演することが明らかになった。
斉藤由貴は奈緒の母役
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(10月スタート、毎週火曜午後10時)に俳優・渡部篤郎と俳優・斉藤由貴が出演することが明らかになった。
同作品は結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)。人生どん底のタイミングで、金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太)との出会いをきっかけに、自分を変えるためにボクシングを始める。「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描く、クズきゅんボクシングラブコメディだ。
このたび、新たなキャストとして渡部と斉藤の出演が明らかに。渡部はボクシングジムの会長、斉藤はほこ美の母という役どころとなる。
『ケイゾク』(1999年)や主演を務めた『First Love』、『愛なんていらねえよ、夏』(共に2002年)など、数多くの作品に出演している渡部。TBS連続ドラマにレギュラー出演するのは、13年に放送された『クロコーチ』以来で実に11年ぶり。そして火曜ドラマへの出演は本作が初となる。
渡部が演じるのは、ほこ美が通うボクシングジムの会長・羽根木成(はねぎ・なり)。元ボクサーで日本チャンピオンとなった経験を持つ。娘のゆい(岡崎紗絵)がボクシングを始めたいと言い出した際には猛反対していた。ほこ美に対してはボクシングを好きになってもらえればいい程度の気持ちで接していたが、ほこ美が奮闘する姿を見て次第に失われていた情熱が戻ってきて……。
今年芸能界デビュー40周年を迎えた斉藤。14年に放送された『ごめんね青春!』や『カンナさーん!』(17年)、『危険なビーナス』(20年)など、数多くのTBSドラマに出演してきた。シリアスな演技はもちろん、コメディエンヌとしても人気が高く、ドラマをはじめ、映画、舞台とあらゆるフィールドで欠かせない存在だ。
斉藤が演じるのは、ほこ美の母・佐藤明美(さとう・あけみ)。ヤンキー全盛期の頃に知り合った最初の彼氏に始まり、付き合う男はみんなクズという数奇な人生を歩んできたが、めげることのなかった明美はいつしか男なんてそんなもんだと割り切るように。現在は小さなスナックのママをしており、今も彼氏が途切れることはない。そんな恋に生きる明美を、斉藤が痛快に演じる。
<渡部篤郎>
ボクサー役に挑む奈緒さんの努力、姿勢には日々感動をしています。 ストーリーは恋愛物語ですが、ボクサーというストイックな一面を持つ役に対する情熱も是非楽しみにご覧ください。
<斉藤由貴>
ほこ美の母、明美を演じます。スナック「明美」のママでもあります。スナックのママで、明美。これ以上、これ以外有り得ない名前です。聞いたときに、なんだかいろいろとわかって、というか察して、ワクワクしました。そして娘二人産んで、名前が「ほこ美」と「さや美」。ほこと、さや。それだけで明美さんを、大好きになりました。スナックでは、昭和の名曲を歌います。チラッとなんか見せたりもします。そんな感じで、演じていてとても楽しいので、皆さんにもドラマを楽しんでいただけたら幸せです。