“初老ジャパン”田中利幸、日本馬術連盟からの報奨金に期待 メダルははやくも色落ち

パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本代表の北島隆三と田中利幸が17日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に生出演した。1932年ロス大会以来、日本馬術で92年ぶりのメダルだった。

パリ五輪総合馬術団体で日本代表は銅メダルを獲得【写真:ロイター】
パリ五輪総合馬術団体で日本代表は銅メダルを獲得【写真:ロイター】

ニックネーム決定で「キャッチーになった」

 パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した日本代表の北島隆三と田中利幸が17日、MBS『せやねん!』(土曜午前9時25分)に生出演した。1932年ロス大会以来、日本馬術で92年ぶりのメダルだった。

 2人が首にかけた銅メダルは、多くの人に触られて色落ちしたとした。話し合いの末、監督が決めて話題になった平均年齢41.5歳のメンバーのニックネーム『初老ジャパン』について、最年少38歳の北島は「キャッチーになったんじゃないかなって」と自賛した。

 39歳の田中は、最終日を前に北島の馬にけがが発覚したため、人馬の入れ替えとなってリザーブからの出場だった。同時に日本は減点され、その時点で3位から5位となったが、そこからの銅メダルに貢献。「すごいプレッシャーでしたね」という田中は「試合が始まる1時間半前ぐらいに(言われた)」と告白。出場していなければ3位でも、メダルはもらえなかったとした。

 報奨金はJOC(日本オリンピック委員会)から100万円が贈られるが、日本馬術連盟からの金額は2人は知らないとした。2021年東京五輪の総合馬術個人で日本人過去最高の4位に入った戸本一真が1000万円、障害飛越個人で6位の福島大輔は600万円だったと紹介されると、トミーズ雅は「メダル獲ってへんのに」と言い、トミーズ健が「これ目安。楽しみでんな」などと興奮。スタジオが沸き立つ中、トミーズ雅は「絶対これより上ですわ」と勝手に断定した。

 金額の話題に控えめな2人に、健は「90何年ぶりでっせ! えらそうにしなはれ!」と絶叫。雅は「“せーの”で言うて」と希望金額を明かすように要請した。雅の「せーの!」の掛け声で、北島は「お気持ちで」、田中は「1000万」と口にした。笑いが起きる中、田中は「(4位で)1000万になってたんで」と説明。北島が「お気持ちを」と言うと、健は「ええかっこしたらあきまへんで」とつっこんだ。

 使い道について聞かれると、北島は「僕の場合は普段、(英国に単身赴任で)家にいれないんで。ちょっと家族とどっか行ったりとか、おいしいもの食べたりとかしたいですね」と返答。田中は「まだ考えてませんけど、馬に人参とかリンゴとか……」と話していると、周囲から「やっす」の声が。田中は「高級なものを。一生分あげたいなっていう」と笑顔で続けた。

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