81歳・加藤茶&91歳・高木ブー、印象に残る“笑い”は階段落ち「志村と全部アドリブで」
ザ・ドリフターズの加藤茶と高木ブーが18日に都内で、ザ・ドリフターズの結成60周年を記念した展示会のオープニングセレモニーに参加した。加藤は81歳、高木は91歳。鏡開きを行い、元気はつらつな2ショットの姿を見せた。
「どこかに必ず眠っているはず」と言われていた加藤茶伝説の『ハゲかつら』が発掘
ザ・ドリフターズの加藤茶と高木ブーが18日に都内で、ザ・ドリフターズの結成60周年を記念した展示会のオープニングセレモニーに参加した。加藤は81歳、高木は91歳。鏡開きを行い、元気はつらつな2ショットの姿を見せた。
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加藤は鏡開きで使用した木づちでひょうきんなポーズを見せ、高木は絶妙な間合いのトークを披露し、取材会場は笑いに包まれた。
音楽バンドとしての出発から国民的コメディアンとして頂点に立ったザ・ドリフターズ。加藤、高木、いかりや長介さん、仲本工事さん、志村けんさんの5人の歴史、届けてきた笑いの軌跡をたどる企画展『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展 ~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』が、同日から東京・松坂屋上野店で開催スタート。新潟・大阪開催のあとに、日本全国各地に巡業する予定だ。
企画展では、「どこかに必ず眠っているはず」と言われていた加藤茶伝説の『ハゲかつら』初号機が“発掘”されたことを受け、歴史的な小道具ヅラが本邦初公開となる。また、加藤の往年のギャグ「ぺッ」を“完全再現”。本人から直接型取りした復元像が公開となる。
豪華な展示について加藤は「分からないところで、ずいぶんもうけていたんだなって(笑)。だって60年前だもんね。ギターやベースも」と感想を語り、2人はザ・ビートルズの武道館公演の前座を務めたについて回想。高木は「よく考えてみると、ビートルズと一緒にやったんだもんな」としみじみ。加藤は「月とすっぽんだよ。だってビートルズと会えなかったんだよ。すごい(警備が)厳重で、俺たちが取り囲まれている感じになっちゃって(笑)」と思い出に浸ると、司会を務めた西山喜久恵アナウンサーが「英雄ですよ」とフォローを入れた。
ドリフの笑いで思い出に残っていることもたくさん。加藤は「階段落ちのコントですね。志村と全部アドリブで作っちゃったの。気持ちよかったですね。ああいうコントはできなくなっちゃったですね」と語った。