FANTASTICS八木勇征、初の単独主演が決定「プレッシャーあった」 Travis Japan中村海人も映画デビュー

ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が11月15日に公開される映画『矢野くんの普通の日々』で初の単独主演を務めることが4日、発表された。池端杏慈、Travis Japanの中村海人も出演する。

FANTASTICS・八木勇征が初の単独主演を務める【写真:(C)2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 (C)田村結衣/講談社】
FANTASTICS・八木勇征が初の単独主演を務める【写真:(C)2024 映画「矢野くんの普通の日々」製作委員会 (C)田村結衣/講談社】

 ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSの八木勇征が11月15日に公開される映画『矢野くんの普通の日々』で初の単独主演を務めることが4日、発表された。池端杏慈、Travis Japanの中村海人も出演する。

 本作は漫画家の田村結衣氏原作の人気ラブコメディーを実写化。心配性なクラス委員長・吉田さんは、毎日なぜかケガまみれで登校してくる矢野くんのことが気になって仕方がない。吉田さんは、ある日、親友たちとその理由を調査してみると、なんと、彼が超がつく不運男子であることが判明。しかも、矢野くんは“超不運体質”のせいで“普通の高校生活”が送れずにいた。そのことを知った吉田さんは彼の全力サポートを決意する。矢野くんと過ごす日々の中で、ピュアで真っすぐな言葉にますます引かれていく吉田さんだったが、なかなか距離が縮まらない。そんな中、吉田さんは学校一のモテ男子から告白され……。一方、矢野くんにも吉田さんの優しさに触れ、生まれてはじめて“恋”の感情が芽生えはじめる。

 八木が演じるのは、なぜか毎日ケガまみれになってしまう超不運体質の高校生・矢野剛(やの・つよし)。出演に「単独での主演作品は『矢野くんの普通の日々』が初めてで、僕自身も期待と同時に初めて座長を務めることへのプレッシャーもありましたが、新城監督をはじめスタッフの皆さんが明るく、共演者の皆さんもフレッシュで、良い刺激をもらい明るく笑いの絶えない最高な現場でした」と、初座長としてプレッシャーもある中、楽しんで撮影に臨めた様子。また、作品について「コメディでありながらハラハラするスリルもあり、色んな角度から楽しめて、ピュアな気持ちを思い出せる作品になっています」と、本作の魅力を語った。

 本作が実写映画初出演となる池端は、ケガまみれの姿を見てから、矢野くんをほっとけなくなる超心配性なクラス委員長・吉田清子(よしだ・きよこ)を演じる。大役を見事に演じきった池端は、「清子役を演じることができてすごく幸せでした。『杏慈さんに決定です!』と言われた時は、『え!』と思って、本当に信じられなかったです」と、出演が決まったときの気持ちを吐露。撮影については、「原作を読んだ時、清子って何事にも全力でまじめで一生懸命な部分というのがすごく魅力的な女の子なんだなと感じました。心配性な部分は似ているところでもあって、自分と清子と照らし合わせながら役作りをしていきました」と、自分に重ねながら撮影に臨んだと明かした。

 そんな吉田さんに思いを寄せるスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大(はしば・ゆうだい)役を中村が務める。映画デビューとなった今回、「普段の僕とは違うタイプのキャラクターでしたが撮影期間を通して、新城監督、共演者やスタッフさんに助けられながら自分の中で自分なりの羽柴像が徐々に出来上がっていきました」と、撮影を通してキャラクターを作り上げていったと語り、「1か月半の中に青春があったのかなというぐらい濃い撮影現場でしたね(笑)。『矢野くんの普通の日々』で青春追体験をさせて頂きましたし、本当に楽しかったです!」と、撮影時のことを振り返った。

池端杏慈「最高の作品になる予感しかしない」

 以下、八木、池端、中村3人のコメント全文。

○八木勇征(FANTASTICS)

「単独での主演作品は『矢野くんの普通の日々』が初めてで、僕自身も期待と同時に初めて座長を務めることへのプレッシャーもありましたが、新城監督をはじめスタッフの皆さんが明るく、共演者の皆さんもフレッシュで、良い刺激をもらい明るく笑いの絶えない最高な現場でした。僕が演じる矢野くんは、不器用だけど、本当にピュアで真っすぐな青年です。そのピュアな想いや素敵な仲間たちとの日常を皆さんにしっかりお伝えできるように演じました。また、不運体質で日常で色んなアクシデントに見舞われるのですが、たくさんのケガをします!(笑) コメディでありながらハラハラするスリルもあったり、キュンとしたり、色んな角度から楽しめてピュアな気持ちを思い出せる作品になっていますので、映画館に足を運んでいただけると嬉しいです」

○池端杏慈

「清子役を演じることができてすごく幸せでした。『杏慈さんに決定です!』と言われた時は、『え!』と思って、本当に信じられなかったです。原作を読んだ時、清子って何事にも全力でまじめで一生懸命な部分というのがすごく魅力的な女の子なんだなと感じました。心配性な部分は似ているところでもあって、自分と清子と照らし合わせながら役作りをしていきました。1か月半という撮影期間が自分には1秒に感じるくらい、あっという間でした。矢野くん役の八木さんは本当の矢野くんみたいにピュアで、羽柴くん役の中村さんはみんなのムードメーカーでした(笑)。私自身、初めての映画でしたが皆さんに支えられながら全力で駆け抜けました。最高の作品になる予感しかしないです!」

○中村海人(Travis Japan)

「羽柴はなんでもできて、とことんいい奴で勉強やスポーツ、誰にでも優しく友達の恋を応援したりとか。普段の僕とは違うタイプのキャラクターでしたが撮影期間を通して、新城監督、共演者やスタッフさんに助けられながら自分の中で自分なりの羽柴像が徐々に出来上がっていきました。撮影現場では、新城監督が想いを伝えてくださり、私もそれを聞いて役に対して真摯に向き合うことができたと思います。原作が好きな方も愛していただける羽柴になっていたらすごく嬉しいです! 1か月半の中に青春があったのかなというぐらい濃い撮影現場でしたね(笑)。『矢野くんの普通の日々』で青春追体験をさせて頂きましたし、本当に楽しかったです! 映像作品は3作目になりますけれども、演技の楽しさなどを感じて、私を成長させてくれた大事な作品になりました。映画の完成がすごく楽しみです!」

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