反町隆史『POISON』解説でも有名 イグ・ノーベル賞受賞者が96.2%の赤ちゃんが泣き止む本を出版
俳優の反町隆史が約26年ぶりに鬼塚英吉を演じるカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』(4月1日放送)が話題だが、反町の歌う番組テーマ曲『POISON』は「赤ちゃんが泣き止む曲」でも注目されている。そんな赤ちゃんが泣き止む仕組みを日本音響研究所・所長の鈴木創氏が科学的に分析し、分かりやすい解説で紹介した著書『赤ちゃんのぐずり泣きが止まる本』が2月22日に発売され、7日、都内で出版会見が行われた。
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『赤ちゃんのぐずり泣きが止まる本』発売会見
俳優の反町隆史が約26年ぶりに鬼塚英吉を演じるカンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』(4月1日放送)が話題だが、反町の歌う番組テーマ曲『POISON』は「赤ちゃんが泣き止む曲」でも注目されている。そんな赤ちゃんが泣き止む仕組みを日本音響研究所・所長の鈴木創氏が科学的に分析し、分かりやすい解説で紹介した著書『赤ちゃんのぐずり泣きが止まる本』が2月22日に発売され、7日、都内で出版会見が行われた。
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鈴木氏は同研究所で音に関する研究や事件解決のための科学捜査を行いながら、企業とのコラボレーションで音に関する商品開発を行っており、2002年にタカラトミーが商品化した犬語翻訳機『バウリンガル』で“人々を笑わせ考えさせた研究”に贈られるイグ・ノーベル賞の平和賞を受賞している。
また同氏は20年以上にわたり、赤ちゃんと音の研究を行い、実際の赤ちゃんに音を聞かせて検証を重ねてきた。著書では、20年の結果を基に「96.2%の赤ちゃんが泣き止んだメソッド」を分かりやすく解説。お母さんが本を見ながらその場ですぐに実践できるよう、レジ袋の音や新聞紙を丸めた音、プチプチの音など赤ちゃんの興味を引く音の出し方を写真やイラストを使って具体的に紹介している。
また赤ちゃんの好きな音として『POISON』、あいみょんの『マリーゴールド』、タケモトピアノのCM曲など、なぜ赤ちゃんが聞きやすいのかも紹介。『POISON』は「赤ちゃんの聞きやすい周波数帯に音が分布していて高低差の好きな赤ちゃんの理想的な音になっている」と説明している。
鈴木氏は執筆のきっかけについて「昨今、育児放棄や虐待など育児に関する問題が起きていて、『こういう音を聴かせたら泣き止む』というものをちゃんとお伝えできたら、世の中のお母さんのストレスを溜めないお手伝いができるのではないかと思いました」と語った。
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