俳優の本郷奏多が24日、都内で行われた「ふくしま12市町村移住PRイベント」に出席した。トークセッションにて「人間として、自分の子孫は残していきたい」と話すなど、将来の願望を明かした。

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　今回のPRにあたって「ふくしま12 市町村移住支援センター」は、福島12市町村の現状と移住地としての魅力を広く伝えるべく、福島県の12市町村を舞台にしたテレビ東京系列のドラマ『姪のメイ』で主演を務めた本郷を起用。“ふくしま12市町村への移住”をキーワードに、現地を巡るドキュメントムービーを作成。イベント内では、移住を軸にグルメ、先端技術、先輩移住者の3つのテーマで制作したドキュメントムービーのダイジェスト版が披露された。

　昨年、ドラマ内で都会から福島への移住を疑似体験した本郷。移住は「すごくすてきなこと」と表現し、「移住の魅力を知っていただいて、新しい人生を考えるきっかけになれば」とアピール。今回再び福島に再訪して「現地のすてきな魅力に触れ合って、現地の実際の方々とたくさん交流できた。すてきな町だし、特別な時間を過ごすことができました。震災があった後でも、ちゃんと力強く前を向いて、自分たちのやりたいことを見つけて一生懸命生きてる姿にすごいパワーをもらえた。僕としてもいい時間を体験させていただいた」と話した。

　また、移住した夫婦の話を聞き、本郷は「あの大自然の中で、家族でゆったり過ごすビジョンを想像したら、めっちゃうらやましいなと思った」と発言。意外な発言だと指摘されると、本郷は笑みをこぼして「いや～（笑）。さすがにその、……なんでしょうね。人間として、自分の子孫は残していきたい。いずれはありますね」と将来のライフプランに言及。「なかなかね、ああいう大自然の中で子供をのびのびと育てられたらめっちゃすてきだな、とは思います。僕はコンクリートジャングルに揉まれて育ってきてしまったので」とコメントした。